現代社会と著作権法―デジタルネットワーク社会の知的財産権

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784766411720
  • NDC分類 021.2
  • Cコード C0032

内容説明

「ユーザの利益」か「著作者の保護」か?デジタル・コンテンツ―コンピュータプログラム、音楽著作物、Eラーニングなど―の法解釈をめぐるさまざまな混乱。著作権法についての国際的動向、国内における最新の研究動向を紹介し、あわせて著作権問題の解決指針を提言する。

目次

第1章 デジタルネットワーク環境における著作権制度の展開(デジタルネットワーク環境におけるコンテンツの役割;著作権制度への挑戦 ほか)
第2章 著作権法の条理と解釈(著作権法解釈論の前提;著作権法と民法 ほか)
第3章 コンピュータプログラムの著作権に関する理論と判例研究(プログラムに対する法的保護の歴史;「プログラム」とは ほか)
第4章 音楽の著作物をめぐる課題―「記念樹事件」を契機として(音楽の著作物をめぐる現状と諸種の問題点;音楽の著作物とその分析単位 ほか)
第5章 Eラーニングにおける第三者著作物利用に関する考察(Eラーニング;Eラーニングにおける第三者著作物利用行為形態 ほか)

著者等紹介

苗村憲司[ナエムラケンジ]
情報セキュリティ大学院大学セキュア社会システム研究所教授。1940年生まれ。東京大学工学部卒業後、電電公社・NTTでデータ通信の研究開発に従事。1992年より慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科教授。工学博士。2005年4月より現職。専門分野は情報通信、知的財産権、セキュリティ政策。情報ネットワーク法学会理事長、ISO/IEC JTC1/SC27/WG2議長

小宮山宏之[コミヤマヒロユキ]
慶応義塾大学総合政策学部教授兼政策・メディア研究科委員。1942年生まれ。慶応義塾大学法学部法律学科卒業、同大学院法学研究科博士課程修了。商法、著作権法を研究。慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスで「著作権法・民法・刑法・商法・法学」を内容とする講義を担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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