埴谷雄高の肖像

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  • サイズ B6判/ページ数 418p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766411164
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

戦後日本文学の中で特異な位置で文学活動を続けてきた埴谷雄高。西田幾多郎、カント、ゴルギアス、ドストエフスキイらを根本的に問い直しながら、二十一世紀の世界文学へと窓を開けた哲学小説の傑作『死霊』を残した、その生涯と知の系譜を、晩年まで埴谷雄高の最も近くにいた著者が描く評伝的「肖像」。

目次

1 埴谷雄高とわが青春
2 生涯と思想の形成(日本的心性を養えなかった;埴谷の生地、台湾紀行 ほか)
3 『死霊』について(『死霊』未完の構造;『死霊』論の変遷)
4 埴谷雄高参考文献

著者等紹介

白川正芳[シラカワマサヨシ]
1937年、福岡県大川市生まれ。慶応義塾大学中退。文芸評論家、作家。国学院大学、東京経済大学講師。また文壇屈指の碁打ちとしても知られ、『碁は断にあり』(三一書房)、『囲碁の源流を訪ねて』(日本棋院)などもある。34期、36期、38期、39期文壇本因坊
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