内容説明
本書では、筆者がこれまでの経験にもとづいて考える、法律学に係わる、少なくともこれだけは知っておいて欲しいという事項を箇条的に列記してあります。そして基本的には、本書はその名前の通り、現実の講義を聞きながら、さらに必要な内容を余白に書き込んでいくことにより、法に関する基礎知識を集積したひとつの完成品となるような仕組みになっています。
目次
第1章 法律を学ぶために―法律学学習に向けての基礎知識(わが国の司法制度に関する基本的理解;法律学に関する文献をめぐって;法令をめぐる基本要項)
第2章 法律を理解するために―法律学学習に向けての必須知識(法の定義(法とは)
法の存在形式(法源)
法の種類
法の効力
法の解釈と適用
権利と義務)
付 資料
著者等紹介
霞信彦[カスミノブヒコ]
1951年、東京都に生まれる。1974年慶応義塾大学法学部法律学科卒業。1979年同大学大学院法学研究科公法学専攻博士課程修了。法学博士。現在、慶応義塾大学法学部教授。専攻は日本法制史
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。