内容説明
冷戦後アメリカの東アジア関与の意味と方向性を多面的に理解する。アメリカのアジア政策の動態を、政策方針の歴史的な積み重ねと、国内要素が与える影響を意識しつつ、明らかにする。
目次
第1部 アメリカの東アジア関与の諸相(アメリカのアジア関与の原型;国内政治の変容と外交政策―とくに東アジアとの関連で;冷戦後の日米安全保障関係;日米同盟の強化;アメリカの東南アジア政策―米越関係の回顧と展望;東アジアにおける安全保障秩序の展望―アメリカの視角)
第2部 中国と朝鮮半島(冷戦終結後の米中関係;ミサイル防衛と東アジア―「新しい枠組み」下での米中戦略関係の展望;宗教団体、人権団体、労働組合と中国;保守系シンクタンクの対中姿勢―2000年選挙に向けた提言から9.11後まで;冷戦後の朝鮮半島―外交政策の動態;冷戦後の朝鮮半島―安全保障ジレンマ理論の視角)
著者等紹介
久保文明[クボフミアキ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授、慶応義塾大学法学部客員教授。1956年生まれ。東京大学法学部卒業(法学博士)
赤木完爾[アカギカンジ]
慶応義塾大学法学部教授。1953年生まれ。慶応義塾大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了(法学博士)
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