内容説明
戦後日本の資金循環分析史に燦然と輝く記念碑的諸論文を収録。誕生以来50年にわたる研究の軌跡をたどるとともに、成長著しい東アジア、体制変革期の東欧、バブル崩壊に至る日本など激動する世界経済の実態を解明。
目次
第1部 資金循環分析の発展史(資金循環勘定の成立と発展;萌芽期における金融分析のための勘定体系)
第2部 日本の経済発展と資金循環(わが国資金循環の変動の長期的観察―高度成長期から現下デフレ局面まで;資金循環分析における「直接・間接金融」概念の変容について;金融連関表によるわが国金融構造の変動分析 ほか)
第3部 資金循環の国際比較(直接金融比率の日米比較;東アジアにおける国際資金循環の構図;韓国の資金循環 ほか)
著者等紹介
辻村和佑[ツジムラカズスケ]
慶応義塾大学産業研究所所長、経済学部教授
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