危機対応のエフィカシー・マネジメント―「チーム効力感」がカギを握る

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784766409680
  • NDC分類 336
  • Cコード C2034

内容説明

「地下鉄サリン事件」直後の聖路加国際病院、「阪神・淡路大震災」後の復興に挑む住友電気工業、「操縦不能」に陥ったユナイテッド航空232便を取り上げ、当事者達へのインタビューや詳細な資料の分析を通して、「自律行動者」による「チーム効力感」の創製メカニズムを解き明かす。「予測不能」な危機が「連続して」発生する現代社会にこそ求められる、新たなリスク・マネジメントの理論と方法を提言する。リスクに挑むビジネスマン必読の書。

目次

第1章 危機とは何か
第2章 「危機管理」的発想の限界
第3章 新たな枠組み
第4章 ケース1:聖路加国際病院―地下鉄サリン事件への対応
第5章 ケース2:住友電気工業株式会社―阪神・淡路大震災への対応
第6章 ケース3:ユナイテッド航空232便―理論上発生し得なかった事故への対応
第7章 危機対応の組織マネジメント

著者等紹介

高田朝子[タカダアサコ]
1987年立教大学経済学部卒。モルガン・スタンレー証券会社東京支店を経て、1992年Thunderbird国際経営大学院(米国アリゾナ州)修了(国際経営学修士)。1996年慶応義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了(経営学修士)。1999年慶応義塾大学大学院経営管理研究科博士課程修了。2002年慶応義塾大学より経営博士号を授与される。成蹊大学、玉川大学非常勤講師を経て、現在、高千穂大学経営学部専任講師
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感想・レビュー

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くま

0
危機管理っていうのは、マニュアルがあれば大丈夫だとか、指揮命令系統がしっかりしてるからできる、というものではなくて、日頃から従業員なりが自律的に動ける素地というのが必要。個々が自律的に動けるから予期できない危機に対応できる。個々が自律的に動ける組織というのは、働く人のメンタル面でもすごく良いと思うんで、どうしたらそういう環境ができるのか、というのをもっと勉強したいと思った。2012/12/22

Meistersinger

0
オーソドックスな「危機管理」へのアンチテーゼとして、ものすごく新鮮2004/02/17

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