内容説明
大きな変化の時代を迎え、企業・組織の意思決定の場でディベートの重要性はますます高まっている。論理的コミュニケーションを駆使するディベートの戦略を、実践的に伝えるシリーズ第6弾。
目次
1 ディベートの特徴(企業の重要課題をディベートする;ディベートは意思決定の手段;ディベートで行われる議論の特徴)
2 ディベートの準備(ディベートの命題のタイプ;肯定側・否定側双方の三原則;新しい政策決定のためのディベート;論争はフェアプレイの精神で)
3 ディベートの流れとルール(二人制クロスエキザミネーション・ディベート;ミシガン二人制ディベート;ヘクリングディベート)
4 ケースの確立(肯定側のケースの確立;否定側のケースの確立;事例検証;ディベートの効果)
5 効果的な反論方法(肯定側ロジックの確立:“Toulmin Model”の確立;否定側からの反論方法)
著者等紹介
岩下貢[イワシタミツグ]
(株)日米コミュニケーションセンター(I.B.C.C.)代表取締役・所長。1938年5月19日生まれ。1966年国際基督教大学大学院修士課程修了(国際行政学)。1983年南カリフォルニア大学コミュニケーシヨン学科Ph.Dコース修了。同大学で非常勤講師、ディベートコーチを務める。同大学在籍中に日米コミュニケーションセンターを設立、現在まで異文化ビジネスコミュニケーションのセミナーの企画・主催、海外ビジネスマネジメント構築のためのリサーチとコンサルティングを行っている
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