ソ連・ロシアの核戦略形成

ソ連・ロシアの核戦略形成

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  • サイズ A5判/ページ数 222,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766409024
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C3031

内容説明

核時代をソ連・ロシアはどう生きてきたか。軍事分野に分析のメスを入れた、本邦初の実証的な国家戦略研究。

目次

第1部 戦後ソ連の核戦略の形成とフルシチョフ(フルシチョフとジューコフの戦略思想―マレンコフとの抗争過程を中心に;フルシチョフの戦略思想―成立過程と中国;キューバ危機とフルシチョフ失脚)
第2部 エリツィン政権の国家戦略(冷戦後ロシアの軍事戦略;第二期:対米パリティー放棄;第三期:ミニソ連化・スターリン化のプーチン政権)
第3部 ロシアの国家戦略と中国との「パートナーシップ」(ロシア主導の「パートナーシップ」;「戦略的パートナーシップ」への発展;「新冷戦」と中ロパートナーシップ)

著者等紹介

仙洞田潤子[センドウダジュンコ]
1946年山梨県生まれ。慶応義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。学術博士。放送大学講師、洗足学園大学講師、常葉学園富士短期大学講師を経て、現在、杏林大学大学院国際協力研究科外電受信室勤務。ソ連・ロシアの外交・軍事政策専門家
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スカイバニラ

5
内容については、本書の「結言」からの言葉を借りて紹介すると、ソ連とロシアのそれぞれの核戦略の基礎が形成されたフルシチョフ時代とエリツィン時代を取り上げ、その過程で複雑に交錯した内外諸要因について考察した本。02年に出版された本なのでプーチン政権に関しては2000年までしか言及してません。ICBNによる大量報復能力に依存することで米国と対等の力関係に立ち、地上軍の縮小を実施し経済政策を推進しようとするフルシチョフ。2011/07/19

purufeido

0
ともすれば西側、というかアメリカの核戦略について重点がおかれがちであった核戦略の解説と異なりそれと双対したソ連側からの核戦略についての日本語の貴重な本。内容に関してはある程度の前提知識が必要とされるので核戦略の入門用にはオススメしない。2015/07/14

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