福沢諭吉著作集〈第４巻〉文明論之概略

福沢 諭吉【著】/戸沢 行夫【編】

慶應義塾大学出版会（2002/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 391,／高さ 20cm
• 商品コード 9784766408805
• NDC分類 081.6
• Cコード C0300

内容説明

いまも問われる“文明とは何か”福沢諭吉が心血を注いだ最高傑作。達意な文章、豊富な事例、緻密な分析で文明の本質を体験的に説き明かす。「多事争論」「自由な気風」の精神から、あらためて日本「近代」の歩みを問う。

目次

巻之１（議論の本位を定る事；西洋の文明を目的とする事；文明の本旨を論ず）
巻之２（一国人民の智徳を論ず；前論の続）
巻之３（智徳の弁）
巻之４（智徳の行わるべき時代と場所とを論ず）
巻之５（日本文明の由来）
巻之６（自国の独立を論ず）

著者等紹介

戸沢行夫［トザワユキオ］
１９４３年生まれ。１９６７年慶応義塾大学文学部卒業、１９７２年同大学大学院社会学研究科博士課程修了。１９７２年東京歯科大学教養学部専任講師、１９７５年同大学教養学部助教授。現在、亜細亜大学経済学部教授
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感想・レビュー

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[あゆさわ]

ゼミの教授に借りた本。文明とは何か先駆的な批評。相対的観点の重要性や、当時の風潮を批判する態度は現代に通ずるものがあるように思う。

2015/10/21