内容説明
「登記の絶対性」の一方で「登記に勝る権利」を認めるイギリス登記制度の合理性を明らかにする。
目次
第1章 登記制度の概要と保存登記(登記制度の概要;保存登記)
第2章 イギリスにおける土地登記の効力について(登記の効力の原則;登記簿の修正 ほか)
第3章 登記に勝る権利(登記に勝る権利の概要;1925年土地登記法70条1項g号について)
第4章 土地登記と登記された権原の時効消滅(時効の進行と対抗占有;占有の意思)
第5章 小権利(小権利の登記項目についての4種類の分類;登記簿に記入されない小権利の保護)
著者等紹介
金光寛之[カネミツヒロユキ]
1969年生まれ。日本大学法学部法律学科卒。朝日大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、日本大学通信教育部インストラクター(民法担当)。専攻は民法・イギリス法
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