内容説明
「教育」とは、未来の社会をどのように想定し、その社会で人間が人間らしく生きるために、こどもたちに何を託していけばよいのか、を考え、実践していくことでもある。パラダイムシフトが連続して起こる、人類史上もっとも不確実で不透明な社会を生き抜いていく「知恵」を、全人的に授ける「新しい学校教育」とはどのような教育なのか?米英独韓日との比較を交えて、慶応義塾が総力を挙げて問う21世紀の教育モデル。
目次
パネルディスカッション・21世紀のこどもたち
1 人材育成プロセスとしての学校教育
2 真の情報教育とは何か
3 「心の教育」と慶応義塾
4 グローバリゼーションと教育
5 慶応義塾の一貫教育
著者等紹介
石川俊一郎[イシカワシュンイチロウ]
1954年生まれ。現在、慶応義塾高等学校教諭
大島誠一[オオシマセイイチ]
1952年生まれ。現在、慶応義塾幼稚舎教諭
山崎祥雄[ヤマザキサチオ]
1970年生まれ。現在、慶応義塾中等部教諭
久松宏二[ヒサマツコウジ]
1961年生まれ。現在、慶応義塾湘南藤沢中・高等部教諭
森岡崇[モリオカタカシ]
1963年生まれ。現在、慶応義塾志木高等学校教諭
遠藤一正[エンドウカズマサ]
1955年生まれ。現在、慶応義塾女子高等学校教諭
鈴木淑博[スズキヨシヒロ]
1956年生まれ。現在、慶応義塾普通部教諭
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