内容説明
本書は、著者がこれまで研究を進めてきた明治初期の普通刑法(仮刑律、新律綱領、改定律例、旧刑法)および、同時期の軍刑法に係わる論考をまとめたものである。
目次
旧刑法第311条に関する一考察
自首条の適用をめぐる若干の考察
「鶏姦規定」考
児島惟謙「賭博罪廃止意見」に関する若干の考察
仮刑律「八虐六議」条の削除について
明治7年司法省第10号布達の成立をめぐる若干の考察
明治7年司法省第10号布達施行直後の伺・指令
「陸軍律刑法草案」考
陸軍刑法編纂と津田真道
陸軍刑法の制定―陸軍刑法草案審査局開設以後の陸軍刑法編纂
竹橋暴動に関する一考察―とくに陸軍砲兵少尉内山定吾の処分を中心として
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