内容説明
本書で登場するのは、東京は佃のタワーの最上階、コールスタジオと名付けられた住居兼仕事場の写真と、そこに収納されている、愛用のカメラと、それほど使用していないカメラ、さらに、買ったまま、忘れてしまって、今回発掘されたカメラ群のつれづれの紹介です。それだけでは退屈なので、ウチにあるガラクタと、この10年、ここで撮影した風景とで構成してあります。つまり、著者が日常に見ているモノと風景とが、この千夜一夜本のジオラマ館に再現されているわけで、言わば、持ち運び可能なコールスタジオのシミュレータというわけです。また、巻末付録として、我が偽ライカ同盟のプロパガンダ本ということで、我が尊敬する名誉総裁ハグ・サカザキさんとのカメラバトルも試みました。
目次
第1章 ポートレート
第2章 カメラの写真
第3章 ベランダからの光景
第4章 私の「モノ」セレクション
第5章 カメラの写真
第6章 大放談―ゲスト・坂崎幸之助
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