著者等紹介
宮崎吐夢[ミヤザキトム]
俳優。1970年東京生まれ。大学在学中の92年、大人計画に入団。舞台、テレビ、映画で俳優として活動する。また、本業のかたわら、音楽・映像制作も手がける。またテレビドラマの脚本執筆や雑誌媒体での文筆活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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九鳥
15
宮崎吐夢さんが好きすぎる。これが小説デビューっていうのにびっくりした。吐夢さんの頭の中には女子(低テンション、妄想激しめ)が住んでいる。あだ名づけのセンス、脈絡のない雑談、ふんわり名人への思い入れ、西原理恵子、ディテールの微細さが肝だ。「動物園で、私は」の妄想に思わず爆笑。「マリアの運命」のオチのやっつけっぷりに、「おっぱい占い」の片鱗を見た。2009/06/16
ちゃんいー
8
ああ面白かった。最高。冒頭の、顧客につけたあだ名リストで完全に虜になりました。こういうおげれつ大好きです。2009/11/11
まみ
8
吐夢さん好きなのですよう。初の短篇集、私OL経験ないけど笑わせてもらいました。てか吐夢さんもOL経験ないはずですよねえ。それなのにどうしてこうもOL心がわかるか。そして下品なことを書いても上質な笑いになるのは何故? ふんわり名人ふんわり名人ふんわり名人。ふんわり名人を食べたくなりました。2009/10/23
エムコ
5
まず帯の「大人計画の諦め王子」で一笑。自分の笑いをプロデュースする際、微塵の妥協も許さない宮崎吐夢の初小説。OLの裏街道をちょっぴり垣間みるならぜひこの短編集を。分かるわかるわーと密かに思う女子も少なからずいるはず(笑)。2009/10/06
ポルポ・ウィズ・バナナ
3
意外に真っ当なカンジが。というか最近自分の嗜好に不安が…(味覚がバカになってないかという)2009/07/02
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