内容説明
ブランドとは独自性である。したがって、ブランドづくりには、この独自性をつくり出し、管理する過程である。本書で取り上げた百のブランドは、こうした過程をもっともうまく管理したものである。ブランドづくりだけでなく、成功というものについても、それらの広汎な性格をもっともよく例示するものを取り上げている。
目次
革新のブランド
パイオニアのブランド
娯楽ブランド
すっきりしたブランド
腕力のあるブランド
違いが際立つブランド
ステータスを表すブランド
人物のブランド
責任のブランド
間口の広いブランド
情感にアピールするブランド
デザインのブランド
揺るがぬブランド
広告主のブランド
流通のブランド
スピードのブランド
進化のブランド
著者等紹介
ヘイグ,マット[ヘイグ,マット][Haig,Matt]
各種の大小の組織に、マーケティングとブランドづくりについてアドバイスをするフリーのコンサルタント。仕事の実務的なやり方では定評があり、各地で講演をしているほか、全国紙や経済誌に定期的に寄稿。ベストセラーになったものを含めて多数の著書がある
和田敏彦[ワダトシヒコ]
1935年生まれ。東京外国語大学英米科を卒業後、朝日新聞に入社。『朝日ジャーナル』副編集長、調査研究室主任研究員、シドニー支局長、国際編集部編集委員などを歴任、1995年に定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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HedgeHogs
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・ロレアル:文化、個性 ・グッドイヤー ・ナイキ:スポンサー、広告費 ・Microsoft、IBM、Apple ・ロレックス:質+需給バランス ・ティファニーの親近感 ・ジレット:口コミ ・ベンアンドジェリー:面倒見の良いブランド ・カルバンクライン:曖昧さ 2016/05/31
飯田一史
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セス・ゴーディン。クチコミマーケティングの秘訣は、チーフ・スニーザー(くしゃみする人)を狙うこと。ブランドメッセージを一番広めそうな人。 ・Appleのようなカルトのブランドはあえて他との違いをつけ、リスクをおかす。2019/10/24
関東のカササギ
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世界の100ブランドについて、それぞれの歴史や経営戦略などを2~4ページで紹介しています。日本の企業ではトヨタ、ヤマハ、ソニー、無印良品、キティちゃんがピックアップされています。短い紹介が100回続くので、若干続けて読むのがしんどいですが、とても勉強になりました。2019/06/06