内容説明
大阪・南船場、東京タワー向かい、丸の内…この男のゆるぎない経営理念が、人の流れを呼び、地域の不動産価値を上げ、街をいきいきと輝かせる―。飲食業に携わるすべての人の「明日」が見える本です。
目次
第1章 君の「幸せ」ってなに?(食べることが好きですか;空が青いと幸せを感じますか;飲食業なんて、できたらやめとき ほか)
第2章 自分、仲間…みんな、つながってるんだ(面接は5秒で決まる;お客様のために…なんて言うな;お客様には媚びず、侮らず ほか)
第3章 「明日」を確実にするために(完璧じゃなくてもエエやん;今日の後ろには屍がある;人は育てるのではなく、育つもの ほか)
著者等紹介
佐藤裕久[サトウヒロヒサ]
1961年、京都府生れ。神戸市立外国語大学を中退してアパレル会社を経、(株)バルニバービを設立する。現在は、東京、大阪、神戸、横浜などに20数店舗の飲食店を経営。商業施設のプロデュース、起業・経営についての講演会なども行い、幅広く活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Artemis
13
飲食業がいかに大変な業界であるか、同じようにどれだけ人を幸せにすることができる業界であるか。サービス業は人の幸せの向こうに自分の幸せを見出し、楽しいをプロデュースする仕事であるか。そんな飲食業にかける情熱を綴った経営本。 行き詰まったり、成長が見えにくかったり、落ち込むこともあるけど、思い入れ、芯の部分を見失わないことで、自分は必ず成長するし、同僚もまた成長しより人を幸せにすることができる。2019/07/22
mujimaru51
7
何かを創業する方は発想もさることながら行動力も並外れている。結果として0→1へと変化を生じさせるのは並大抵では出来ることではない。本書はそんな佐藤裕久の自伝的要素を含みながら、これから何かをはじめようって方への強いメッセージ性も含んでいる。事業では数字的側面も非常に大切だがその反面、軽視されがちな感情面への配慮の大切さも実体験を基に説明されている。飲食業を問わずにこれから何かをはじめようって方におススメです。2017/06/09
オカピー
1
創業者のパワーはすごい。個性的で人を引き付けるものがたくさんあるように感じた。「プロセスチーズよりナチュラルチーズ」になりたい。おんなじ味のプロセスチーズではなく、個性のあるナチュラルチーズになりたい。飲食業に携わる人のうまいしゃれた例えだと思いました。2012/09/26
bebe
1
なんとなく読み始めたのに、著者佐藤裕久さんのお客様をもてなす心、スタッフを信じる愛、店に対する情熱に打たれて一気読み!将来自分の店を出したいな~と漠然と考えている方、自分は飲食業に向いているの?そもそも接客って何?と悩む方にお勧めです。いわゆる難しい経営のHOW TO本ではありません。もっと芯の部分について著書の考え方が学べます。2011/11/24