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内容説明
イラク侵攻から北朝鮮の拉致問題、日本外務省の体質まで、国際政治を厳しく分析し、建設的政策を緊急提言。
目次
「徳」と「盾」の外交への問題意識
第1部 国際政治構造の変動(テロの拡散と国際秩序の崩壊;米国の「新帝国主義」;「弱いロシア」の「強いロシア」願望 ほか)
第2部 「悪の枢軸」とその周縁(大義なき米国のイラク侵攻;スターリン主義の「化石」―北朝鮮;極東から中東に至る危険因子 ほか)
第3部 「徳」と「盾」の外交・安全保障政策(日本外交の現場;外交体制をどう再構築するか;「盾」の中核としての日米同盟 ほか)
著者等紹介
宮本信生[ミヤモトノブオ]
1937年京都生まれ。慶応義塾大学法学部卒。法学博士。62年、外務省入省。駐キューバ大使、駐チェコ大使を歴任後、外交評論家として執筆および講演活動に入る。著書に『中ソ対立の史的構造』(日本国際問題研究所。大平正芳記念賞受賞)他。「芸術と学術」を組み合わせたステージを企画し、フルート奏者、歌手、女優である夫人・神崎愛さんと共に、講演とコンサート「フルートと歌で綴る世界の旅」を全国的に展開していることでも知られる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。