内容説明
第一次世界大戦後、「生を変える」を合言葉にパリで活動した若き芸術家たち。アンドレ・ブルトン、ルイ・アラゴン、ポール・エリュアール、マックス・エルンスト、マン・レイらが始めた小さな芸術運動はやがて「世界を変える」という壮大な夢と結びつきルネ・マグリット、サルバドール・ダリ、ハンス・ベルメール、トワイヤンらを巻き込みシュルレアリスムという大きなムーブメントにまで発展した。それは、既成の秩序、体制への反抗であり夢と無意識、そして欲望の創造力に根ざした革命!文学、絵画のみならず写真、映画、演劇、彫刻といった様々な芸術が論理や良識の束縛を解き放つ想像力の証しとして響き合い、詩と思想が交錯する豊かで神秘的な世界を生み出していった。本書は、フランスで芽生え、世界を揺るがせたシュルレアリスムの軌跡をその始まりの前夜からたどるとともにこれまで光があてられることの少なかった女性芸術家たちの創造にも注目し夢見ることと生きることの間に宿るシュルレアリスムの世界を紹介する。
目次
ダダとシュルレアリスムの誕生
シュルレアリスム宣言
ピエール・ロワ
ジャン・アルプ
アンドレ・ブルトンと自由な精霊ナジャ
ヴァランティーヌ・ユゴー
マルセル・デュシャン
マン・レイ
シュルレアリスム革命
アンドレ・マッソン
オートマティック・モードで
ジョルジョ・デ・キリコ
マックス・エルンスト
ビラと雑誌
ジョアン・ミロ
クロード・カーアン
ポール・デルヴォー
ケイ・セージ
ルネ・マグリット
パブロ・ピカソとシュルレアリスム〔ほか〕
著者等紹介
アンドルゥーズ,サンドリーヌ[アンドルゥーズ,サンドリーヌ] [Andrews,Sandrine]
美術史家、美術批評家。エコール・デュ・ルーヴルを卒業後、ニューヨークのギャラリーで研鑽を積む。フランスに帰国後、アートが人々の身近なものになることを目指し、執筆活動を開始。美術雑誌への寄稿の他、児童書を含む数々の美術書を手がけている
長谷川晶子[ハセガワアキコ]
京都産業大学准教授。パリ第7大学文学博士号取得。専門はシュルレアリスムの文学と美術
木水千里[キミズチサト]
フェリス女学院大学准教授。パリ第1大学芸術学博士号取得。専門は近代美術史
松岡佳世[マツオカカヨ]
大阪大学大学院文学博士号取得。専門は20世紀美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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