内容説明
寿命、睡眠、排泄、身長、進化…。生き物によってさまざまに異なる時間の流れを豊富な写真とともに、カラフルにわかりやすく図解。大人も子どもも楽しめる、生物学の教養満載!
目次
1 進化の時間
2 生態の時間
3 寿命の時間
4 成長の時間
5 行動の時間
6 体内の時間
著者等紹介
ピルチャー,ヘレン[ピルチャー,ヘレン] [Pilcher,Helen]
元ネイチャー誌の記者。生物学、医学、風変わりな科学を専門とし、ロンドンの精神医学研究所で細胞生物学の博士号を取得。サイエンスライターとなった後は定期的に学校やフェスティバルで科学に関する講演を行っている
吉井大志[ヨシイタイシ]
2006年岡山大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。ドイツRegensburg大学、W¨urzburg大学で博士研究員などを経て、2011年岡山大学・助教として着任。その後、2014年に准教授、2022年に教授に就任。専門分野は「時間生物学」「行動遺伝学」、昆虫をもちいて体内時計の神経メカニズムの研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
168
生命を時間軸で捉えた図鑑、ビジュアル満載で楽しめます。過去に大量絶滅が何度もありましたが、人類も自業自得で、近い将来絶滅するかも知れません。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000318.000084584.html2024/01/13
kinkin
86
時間の始まりは約138億年前に起こった大爆発。そんな時間の中の進化の時間、生態の時間、成長の時間、行動の時間、体内の時間のついて様々な動物(ヒト含む)についてグラフ、イラスト交えてわかり易く解説されている。これから温暖化がいっそう進むときヒトはどうなるのかなどおかまいなしに時間は過ぎてゆく。毎日相当数の生物が絶滅している。ヒトは産業革命以降、地球の環境破壊をし続けている。時間は戻すことは出来ないが歴史で少しだけなら知ることができる。時間の中で生きるのは大変なことだと感じた。ヒトの絶滅も近々あると思う。2024/02/19
えみ
53
1日は24時間で、1週間は168時間で、1か月は31日と想定して744時間。更に1年、365日は8760時間である。この世界に生まれて死ぬまで、どんな生命も変わることはない時間軸。…そう思っていた。いや、今もそう思っている。なのになんだろう、この図鑑を眺めてから、その常識は生命すべて平等に当てはまることではないのかもしれないと微かな違和感とチリチリと刺激されるような不安が異物な感情として頭の中に残る。命は違う。時間軸さえ違う。それぞれの時間で生きる私たちの体内時計を全頁カラーでわかりやすいグラフで学べる。2024/02/09
美東
10
英語による原題は ”How Nature Keeps Time” Nature と「生命」ではちょっとニュアンスが違うような気がするが、扱っている内容は生物なので、日本語のタイトルのほうがよりふさわしいと思う。2024/06/17
tokkun1002
9
2024年1月。とても興味深い。色々判明している。クラゲは不老不死。2024/02/26
-
- 電子書籍
- パソコンの中のドア・短編集
-
- 電子書籍
- Come home! vol.55 C…