内容説明
ノルウェーで国民的に知られているセルブーミトンは、2色の糸を使った編み込みミトン。本書は、著者のアンネ・ボーデュゴールが綿密な聞き取り調査を行い、500を超えるオリジナル柄を収録したメモリーブックです。スターやローズといったセルブーミトンの代表的なモチーフに加え、手の平側に使う幾何学模様、カフや親指のマチ、ミトンの両サイドに使う連続柄も多数収録。実物のミトンの写真と図案で詳しく解説しています。セルブーミトンの素晴らしい編み手たちのクラシックパターン全35作品を掲載。作り目が116もある古いミトンの再現作品から比較的編みやすい作品まで、どのミトンから編んでみようかとパターンを見るのも楽しい一冊です。セルブーミトンの特徴である親指のマチの編み方もすべてのミトンでチャレンジできます。巻末には自分だけのオリジナルが作れるミトンのチャートがついています。
目次
セルブーニットの歴史
セルブーミトンの特徴と編み方
ニットのテクニックと標準化
糸とウール
セルブーニットに使われるモチーフ(柄)
素晴らしい編み手たちによるミトンの図案
著者等紹介
ボーデュゴール,アンネ[ボーデュゴール,アンネ] [B〓rdsg〓rd,Anne]
1966年生まれ。ノルウェーのベルゲンにある州立芸術工芸デザイン大学の織物研究所で学び、アーティスト/手芸家として活動。個展を数回開催し、ノルウェー国内外で数多くのグループ展に参加。作品は、ノルウェー美術産業博物館、文化評議会、王立病院、公共建築物芸術基金など、複数の機関にも購入されている。セルブーとトロンハイムで育ち、現在はクラーブ在住
佐藤公美[サトウクミ]
北海道生まれ。幼い頃は手芸が苦手、ファッション大好きの学生時代を過ごす。アメリカ留学後、フィンランドでの駐在員時代に、多くの北欧ニットに触れる機会に恵まれる。同僚や現地の友人に編み物を教わったことをきっかけに、帰国後は外資系企業で翻訳の仕事の傍ら、本格的に編み物をはじめ、ほどなくしてオリジナル作品の創作を開始。現在は、編み物にまつわる翻訳のほか、札幌を中心に編み物作品の制作、イベント出展、ワークショップ開催等活動中。手芸が苦手だった自らの体験をもとに、初めての方でも楽しく編み物ができる教室を時々開催。現在は医療系専門学校で英語の非常勤講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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