内容説明
ロサンゼルスのカリスマ・サボテンショップが編集した伝説の書。植物学者、銀行員、中学校の美術教師、癌研究者など、さまざまなプロフィールを持つサボテン・多肉植物愛好家たちの80年間に及ぶ個人アーカイブを掘り下げ、世界中の自生地への旅で撮影された貴重な植物の写真を一冊にまとめた。ナミビアの寿命数千年に及ぶ「生きた化石」Welwitschia mirabilis(ウェルウィッチア・ミラビリス、奇想天外)、心毒性を有し大型動物狩猟用の矢毒に利用されるアンゴラのAdenium boehmianum(アデニウム・ボエフミアヌム)、ブラジルで送粉者のコウモリと共進化するPilosocereus tuberculatus(ピロソケレウス・ツベルクラツス)、ガラパゴス諸島の不毛な溶岩地帯で生きるBrachycereus nesioticus(ブラキケレウス・ネシオチクス)など、愛すべき植物たちにフォーカスしながら、壮大なる旅の息吹を伝える。撮影者たちへのインタビューも収録。多くの人々に、まったく新しい視点を与えてきた傑作サボテン本。
目次
写真集
写真解説
インタビュー
著者等紹介
飯島健太郎[イイジマケンタロウ]
東京都市大学環境学部教授・総合研究所併任教授。東京農業大学地域環境科学部副手、桐蔭横浜大学工学部専任講師、同医用工学部准教授を経て現職。東京農業大学大学院農学専攻博士後期課程修了、博士(農学)。日本造園学会賞/研究論文部門受賞、東京農業大学造園大賞受賞
和田侑子[ワダユウコ]
富山県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。翻訳家。マイクロ出版社/編集ユニット、ferment booksを運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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