目次
天然素材のビーズ(貝、骨、歯、牙;サンゴ ほか)
トレードビーズ(1)イスラム圏との交易
トレードビーズ(2)ヨーロッパとの交易(ベネツィア製のビーズ;オランダ製のビーズ ほか)
現代に続くアフリカのビーズ
著者等紹介
トラオレ イッサ[トラオレイッサ] [Issa Traore]
マリ・バマコ出身、祖父の代よりアンティークデーラーを営む。日本の大学に留学し、卒業後は老舗の世界の民芸品を取り扱う東京かんかんに勤務。その後アフリカン・インテリアを扱うGLOBE ARTを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
54
アクセサリーに拘りがある母が好きそうだなと思って図書館から借りてきました。モザイク・ビーズは日本の蛇の目みたい。子安貝が貨幣でも使われているのはアフリカも同じなのですね。ヴェネチアン・ビーズの美しさに陶然としつつも琥珀のビーズの黄色以外の色がある事やビーズによっては断面図が最後まで続いているものが造りに高評価が下されるなど、知らなかった事がたくさん。巻末は収録されているビーズたちの実物大サイズを公開。想像していたより、大ぶりなものが多く、重量がどれくらいなのか、新たな疑問もむくむくと出てきます。2023/08/11
遠い日
5
その美しさに息を呑む。繊細な美しさではなく野太い、パワフルな美しさ。逞しいとも言えようか。アフリカ的なカラフルなものから、単色の土色をしたものまで、粒の大きさが魅力。アフリカのテキスタイルも大好きですが、ビーズはそれ以上のハードルの高さを感じる。2023/09/20
Accoco
1
思わず手に取って見入ってしまった本。美しいビーズの世界。骨董と化したビーズはとても高価なのだとか。機会があれば是非! モザイク(ベネチアン)ビーズ、シェブロンビーズ、などなどなど どうやって作るのかしらんという美しく緻密なビーズも多数。2023/08/20
KKKK
0
トンボ玉にもロストテクノロジーがあるのかぁ…2024/06/14