内容説明
ティンカー・ベルの生みの親は誰?ロバの皮は誰から逃れようとしたの?ヘンゼルとグレーテルはどうやって魔女の手から逃れたの?なぜ白雪姫は継母に命を狙われた?青ひげのモデルとなった実在の人物とは?森に捨てられた親指小僧はどうやって家に帰ったの?『長靴をはいた猫』『船乗りシンドバードの話』『赤ずきんちゃん』から、『巻き毛のリケ』『ホレのおばさん』『アリババと40人の盗賊』まで。この本では、そんな誰もが子ども時代に夢中になったおとぎ話をアンティークなイラストとともに紹介し、登場人物たちを鮮やかに蘇らせます。
著者等紹介
ティフォン,ジャン[ティフォン,ジャン] [Tiffon,Jean]
旅行ガイドを得意とするライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takakomama
5
装丁が綺麗で可愛らしい、ちいさな手のひらサイズの事典。ペローやグリム、アンデルセンの童話、妖精や小人、動物たちなどおとぎの国の住人たち。童心にかえって、おとぎの国を楽しみました。イラストも素敵です。2022/11/19
麻耶
3
美しくカラーの挿絵と金色の小口の美しい本の「小さな手のひら辞典」のシリーズ。世界各国のおとぎ話をある程度類型化しながら簡潔にまとめている。案外ボリュームがある。ところどころ簡潔にしすぎて分かりにくい部分や無理に社会的、寓話的意味を付与しようとしてる部分も無くはないが。おとぎ話もひとつの話のバリエーション違いだったり似たような話だったり色々あるのだなと感じる。2023/09/17