目次
第1章 大蛇の系譜
第2章 大蛇の形態
第3章 大蛇の捕食
第4章 単為生殖する大蛇たち
第5章 大蛇の商業利用
第6章 大蛇図鑑
第7章 人の手による大蛇
第8章 大蛇を巡る文化
第9章 大蛇に関わる疾病
第10章 人を襲う大蛇たち
著者等紹介
田原義太慶[タハラヨシタカ]
琉球大学大学院理工学研究科卒業後、爬虫両生類の写真家・執筆家として活動。図鑑や雑誌への寄稿、写真提供のほか、動物輸入元や大学からの種同定依頼なども受けている。日本爬虫両棲類学会々員
友永達也[トモナガタツヤ]
内科医、医学博士。兵庫県神戸市出身。神戸大学大学院博士課程修了。現在は加古川ともながクリニック院長。幼少時より様々な動物を捕まえては飼育繁殖させることを30年以上。ヘビに接している頻度は日本の臨床医ではトップクラス
柴田弘紀[シバタヒロキ]
九州大学生体防御医学研究所ゲノミクス分野准教授。1994年九州大学大学院医学系研究科分子生命科学専攻博士後期課程修了。1996年Cedars‐Sinai Medical Center,UCLA School of Medicine,Los Angeles、ポストドクトラルフェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
42
あまり会いたくはない生き物の一つが大蛇であるが、図書館で目に止まり借りてみた。オールカラーで迫力があり、気持ち悪い〜と思いながらも見入ってしまう不思議。大蛇は単為生殖が多いのと、アナコンダは交尾の後、雌は雄を絞殺してしまう事には驚いた。大蛇に関わる疾病で、511のダニに寄生された大蛇の姿が気持ち悪かった。これを読んだ後にアカマタやガラスヒバァを見かけたが、なんか可愛らしく見えた(笑)。2022/07/17
たまきら
28
全書とはよく言ったもので、おおよそ士郎路の自分が想像できるものから全く知らなかったことまで大変勉強になった。特に単為生殖について上野動物園にいたオオアナコンダで丁寧に説明している記事は興味深く、ぜひ野生化のものにも研究を進めてほしいな…とワクワクした。多様なヘビがフルカラーで紹介されており、うっとり眺めるだけでも十分楽しめる豪華な一冊。2022/06/22
まるぷー
19
どっちかと言うと蛇は苦手でシマヘビやアオダイショウに出くわしただけでビビってしまう。お気に入りさんのレビューを見て、まさに怖いもの見たさで手に取った。豊富なカラー写真と専門的な説明。意外に大蛇は胎生が多いのに驚く。捕食シーンは迫力ある。ビルマニシキヘビがアリゲーターを捕食して消化しきれずに腹が破裂した写真にビックリ。グリーンやイエロー、ブルーなど綺麗な色やよく見ると模様も美しい。しかし、こんな数メートルもある蛇に遭遇したら腰を抜かして動けなくなるだろう。2022/08/12
chuji
3
久喜市立中央図書館の本。2022年3月初版。『ブルーコンドロ』綺麗!2022/04/23
kaz
2
確かに、こんな大蛇に突然出くわしたら「うわばみ」が出たという気になるだろう。図書館の内容紹介は『野生の大蛇を11科に分け、さらに亜科、属、種の順に分類群ごとに収録。カラー写真と和名、英名、地方名、学名、分布などを掲載する。大蛇を巡る文化や大蛇に関わる疾病、大蛇が登場する映画なども紹介する』。 2022/06/01
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