内容説明
蟻ってこんな顔だったんだ!これまでになく克明に姿を映し出した超接写写真集。
目次
1 アリの世界
2 植物とアリの進化
3 コロニーの誕生
4 雌たちの国
5 謎に満ちた雄アリ
6 機能に見合った形態
著者等紹介
ナイガ,エドゥアルド・フローリン[ナイガ,エドゥアルドフローリン] [Niga,Eduard Florin]
昆虫の接写を専門とする写真家。昆虫コレクターたちの国際的な協力を得て本書を作成した。ロンドン在住
ライス,エレナ・スパイサー[ライス,エレナスパイサー] [Rice,Eleanor Spicer]
昆虫学者・教育者であり、Dr.Eleanor’s Book of Common Spiders、Dr.Eleanor’s Book of Common Antsなどの著書がある。ノースカロライナ州ローリー在住
寺山守[テラヤママモル]
昆虫学者・執筆家。明治大学農学部、宇都宮大学大学院農学研究科を経て(農学修士)、東京大学大学院理学研究科で理学博士を修得。東京大学農学部・大学院農学生命科学研究科で20年以上に渡り「昆虫系統分類学」を教える。現在、東京都立大学大学院理学研究科客員研究員
西尾香苗[ニシオカナエ]
生物系翻訳者。京都大学理学部卒業、同大学院博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
28
新刊コーナーから。どうやって撮影したんだろう!?ともう興奮しっぱなし。撮影者のサイトを見たら他にもさまざまな昆虫写真があって鼻血もの!キャー!!同時に文章も訳注もおもしろく、特にアリはミミズより土地を耕しているという話や、ある土地では植生を完全に牛耳っているという話に大感動。日本でもそのようにアリが植物生態系に関与しているのかなあ?もうワクワクがとまりませんでした。…ただファッションポートレートみたいな撮影方法なので、自然な感じはありません。2021/09/30
Qfwfq
0
★52021/09/05
Tatsuya Sato
0
各属ごとの習性や特徴の短い解説ととてもきれいな接写写真がある。本のサイズが大きめで高解像度であり、普段肉眼で見ているものとは全く別の世界のように見えるのでとても楽しい。2022/01/08
kaz
0
蟻をどアップにした写真集。迫力は凄い。こんな本、誰が読むのだろうと思ったが、きっと蟻の研究者か、蟻が好きな人か、たまたま自分のように図書館で手にした人が読むのだろう。図書館の内容紹介は『これまでになく克明にアリの姿を映し出した超接写写真集。アギトアリ、サムライアリなど30種以上のアリを掲載し、アリの一生や日常を生き生きとした筆致で描き出した文章を付す。和名・学名・事項索引付き』。 2021/09/30