内容説明
NASAの貴重なグラフィック資料200点以上!月面着陸、火星探査、宇宙ステーション計画…NASAの宇宙計画はすべて、夢を形にした構想ラフ画から始まった。本書は、NASAと主要外注先企業のアーカイブに保存された輝く星々のような貴重な作品を紹介し、アメリカの宇宙探査史を辿るものである。
目次
そこにはまず夢があった―グラフィック・アートで描かれた宇宙への道
1 新たな大海原―アメリカ宇宙時代の夜明け
2 大きな飛躍―アポロ計画の船出
3 天に浮かぶ島―地球軌道上に居住空間を
4 すばらしい新世界―再び月へ、そして火星へ
5 もっと遠くへ―火星の先の宇宙探査
著者等紹介
ビゾニー,ピアース[ビゾニー,ピアース] [Bizony,Piers]
科学ライター。米英の多くの雑誌に航空宇宙科学、宇宙論などの記事を寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
174
図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。これはこれで美しく素晴らしいのですが、宇宙開発に関しては、80年もかけて遅れ過ぎです。リアルウルトラマン世代としては、前澤友作の宇宙旅行に「2人で100億円以上」もかかるようでは困ります(笑)22世紀になってもあまり進歩していないかも知れません🚀🚀🚀 http://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=455582021/10/15
宇宙猫
27
★★★★★ 「グラフィックアートはNASAの歴史の中で、単なる技術解説を超えた役割を果たした」広報を兼ねていたとしても情報提供のイラストとして素敵すぎる。国民の支持を得るためなのかNASAの持つロマンチシズムなのか、どちらにしても素晴らしい仕事をしたな。多くが失われてしまったのが残念でならない。2000年以降はCGで精密になっているが、それ以前の手書き感のある絵の方がアートとしては好き。2021/10/30
けんとまん1007
26
これは、楽しい。2021/10/28
kaz
2
アートと言えばアートだが、日本のアニメーターの方がもっと面白いものを描きそうな気がする。図書館の内容紹介は『月面着陸、火星探査、宇宙ステーション計画…。ミッションの意義や行きつく未来の姿を広く人々に伝えるべく、NASAとパートナー各社の依頼によって描かれたアート作品の数々を紹介し、アメリカの宇宙探査史を辿る』。 2021/11/16