目次
爬虫類の「餌」と栄養素(三大栄養素;その他の有機物 ほか)
カメ類の餌やり(序章:「甲」とその他―健全な成長のための栄養素;餌からみたカメ類飼育の変遷 ほか)
ヘビ類の餌やり(序章:多様な捕食対象と餌に対応する頭骨の進化;黎明から間もないヘビ飼育の歴史 ほか)
トカゲ類の餌やり(序章:餌の多様化とともに食性の多様化が進む;ペットとして定着したトカゲ飼育 ほか)
ワニ類の餌やり(序章:動物食に特化した水辺の優れた捕食者;数の減少する最大級の爬虫類 ほか)
著者等紹介
安川雄一郎[ヤスカワユウイチロウ]
昭和42年東京生まれ。京都大学理学部博士課程修了(動物学専攻)。現在は高田爬虫類研究所非常勤研究員。爬虫・両生類情報誌「クリーパー」執筆者兼編集委員。研究テーマは爬虫類の系統分類、進化、生態、保全、外来種問題、飼育・繁殖(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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flower Sun
3
成分単位で栄養素、爬虫類給餌による効果、摂取できる野菜、虫、小動物が分かる。配合飼料派の飼育者向けに、起こり易いトラブルと回避方法も紹介されている。それぞれの種の体の作りから必要とされる成分もよく分かるし読んで良かった。ただ、いかんせん専門家向けのマニアックな研究書みたいな本なので、誰にでも紹介できる本ではなかったw2022/11/30
kaz
1
基本的には爬虫類の餌、あるいは食餌の本。肥満体の爬虫類など、人間の飼育下ならではなのだろう。図書館の内容紹介は『カメ、ヘビ、トカゲ、ワニ…。ペットの爬虫類にどんな餌、どんな栄養素を与えれば健康に育つかを、水棲・陸棲・樹上性といった生態別に紹介。それぞれの栄養素の役割、餌の含有量等を記したデータページも充実』。 2021/04/29