内容説明
魔女になるには、どうしたらいい?魔女って、どんな人?魔女は、どんな格好をしているの?どうして、魔女はサバトに行くの?魔女が調合する秘薬の材料は?魔女と黒ネコがいっしょにいるのはなぜ?白魔術と黒魔術は、なにが違うの?魔女狩りは、いつ、どんなふうにおこなわれたの?歴史のなかで人間の想像力が生み出した魔女と悪魔と魔法に関するさまざまな疑問に答える「魔女の事典」。かつてフランスに大ブームを巻き起こした、貴重で珍しいクロモカードのレトロなイラストがそれぞれのページを飾り、コレクションにも欲しい手のひらサイズの愛くるしい1冊。
目次
魔術の歴史
魔女になるには?
魔女って、どんな人?
年老いた魔女
お妃さまは魔女
魔女の必需品
鏡よ、鏡…
禁断の果実
サバトで会いましょう!
死者を歓迎する〔ほか〕
著者等紹介
フゥフェル,ドミニク[フゥフェル,ドミニク] [Foufelle,Dominique]
作家、ジャーナリスト。南フランスに暮らし、昔ながらの風習や暮らし、言語、自然環境を研究。子どもの教育やフェミニズム関連の書籍も執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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吉田あや
76
シリーズ定番のクッション加工されたかわいい表紙に天金加工、中には魅力的なクロモカードがマイページ掲載されている手のひら事典「魔女」編。魔女の成り立ちから定義、役割など魔女の歴史を辿りながら、切り離せない悪魔などの話の言及も多く、楽しい魔女本ではなくどちらかと言えば学術的。1つのテーマは1ページに纏められているので、隙間時間に少しずつ楽しむのにもぴったり。グリフォンや一角獣、ケンタウロスなどの魔法生物や、妖精、小人など有名な魔法周辺が掲載されているので入門編にも最適。(⇒)2020/10/21
花林糖
18
手のひら事典シリーズの最新刊。「魔女」とあるけれど魔女は半分程で、ケルトの僧、妖精、巨獣、幽霊、ブードゥー教、オオカミ男、釘のベッドで苦行、までその他が幅広すぎです。その他も好きなのでこれはこれで楽しかったです。ただやはりタイトルの魔女はどうなのか?と思いました。今回も装丁や絵は◎。2020/09/08
小紫
12
この本で初めて「クロモカード」なる物があることを知りました。見開きの右側にそのクロモカードが、そして左側に魔女に関する豆知識的な説明のある画文集、といった感じでしょうか。一つのトピックずつ、さらっと読めます。ドイツやスイスなどの鉤鼻に黒い帽子とドレスのイメージしやすい魔女ばかりでなく、魔女という存在として扱われてきた他の地域の神話や聖職者、妖精、言い伝えの中の小人や魔物などもちらほら出てきてなかなか興味深い本でした。とにかく装丁が凝っていて目の保養でした。《図書館》【魔女月間 in 2020(自分用)】2020/10/19
椿櫂
6
レトロな絵に綺麗な装丁。読みやすい文章、素敵な本です! 魔女の歴史などが、分かりやすかったです!2022/10/12
さえき
5
文喫本5 小さな手のひら辞典シリーズは見た目がとにかく可愛い!あとサイズも。きのこ編を見た事があって、文喫で魔女編を見つけてついつい手にとってしまった。やっぱり可愛い…説明とイラストと、分かりやすくて良い2022/05/03