内容説明
ネットによる産業構造の変化とともに、ジャンルの枠を超えて混交と変異を続ける音楽の世界。そのなかで音楽パッケージはアナログレコード、カセットテープのリバイバルをはじめ、ますます自由で、ますます多彩な進化を見せている。その最前線を担う先鋭的なデザイナーやインディペンデント・レーベルのアルバムジャケットを一堂に紹介。
目次
第1章 精神と態度(Will Work For Good;Collin Fletcher ほか)
第2章 円と四角(Farbod Kokabi;Chris Reeder ほか)
第3章 図像とリズム(Eric Timothy Carlson;FISK ほか)
第4章 美学と方法(Latency;ruttens‐wille ほか)
第5章 サウンドの気象図(David Rudnick;GUCCIMAZE ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mochi
6
タイトル通りの本。デザインの写真集のような仕様になっていて、そこにデザイナーのインタビューが載っている。掲載されているレコードのミュージシャンもデザイナーも私は誰も知らないので、音楽を聴いてみなければ「この音楽にこのデザインあり」などと理解できない。デザインのコンセプトや勉強方法についてはあまり詳しく書かれていないので、勉強というより眺めるタイプの本かな。2022/04/29
blau
0
芸大の知人に中華食べ終わった時に、教えてもらった。ジャケット制作に携わっているので、かなり系譜を終えたの楽しかったかも。2023/04/06