鱗の博物誌

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  • サイズ B5変判/ページ数 296p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784766133691
  • NDC分類 487.51
  • Cコード C0045

内容説明

時に優れた鎧として、あるいは妖しい目眩しとして生物を護る「衣服」の進化・構造・機能を紐解く。

目次

魚類(魚類の鱗;古生代の魚類史;中生代の魚類史;新生代の魚類史)
爬虫類(爬虫類の鱗)
鳥類(鳥類の羽毛と鱗)

著者等紹介

田畑純[タバタマコト]
東京医科歯科大学・大学院医歯学総合研究科・硬組織構造生物学分野准教授。歯の組織・発生・進化を研究。その一環として魚鱗の研究にも取り組んでいて、宇宙実験やシーラカンス研究なども行っている

遠藤雅人[エンドウマサト]
東京海洋大学・学術研究院・海洋生物資源学部門准教授。専門は水族養殖学。特に魚や甲殻類を飼う装置・機材を駆使し、飼育する水生生物に最適な環境を作り出して生産性の向上を図ったり、養殖から排出される環境汚濁物質を野菜や海藻によって吸収するアクアボニックスの研究を行う

塩栗大輔[シオグリダイスケ]
歯科医。第三島歯科口腔外科院長として、診察や治療、手術に励む。また、子どもの時から魚が好きで中学高校の時は鮎釣りに没頭、大学生のときに観賞魚の輸入販売の「勝鮎」を起業。勝鮎では、一般向けの観賞魚にとどまらず、大学や研究機関の要望に応える研究用魚類、水族館の展示用魚類、学校の教材なども手がける

安川雄一郎[ヤスカワユウイチロウ]
1967年東京生まれ。京都大学理学研究科博士課程修了。現在は高田爬虫類研究所研究員。研究テーマは爬虫類の系統分類、生態、保全、外来生物問題、飼育・繁殖

栗山武夫[クリヤマタケオ]
東邦大学理学部博士研究員、ルンド大学博士研究員などを経て、現在は兵庫県立大学講師。研究分野は爬虫類の色素細胞、変異など

森本元[モリモトゲン]
(公財)山階鳥類研究所保全研究室・自然誌研究室研究員/東邦大学理学部客員准教授ほか。専門分野は生態学、行動生態学、鳥類学、羽毛学など。鳥類の色彩や羽毛の構造の研究や、山地性鳥類・都市鳥の生態、バイオミメティクス、鳥類の渡り、脚部欠損影響の研究等を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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アナーキー靴下

56
図書館の新刊コーナーで偶然見かけ、お洒落な見た目に美術書かと思いつつページを開くと生物図鑑。でもやっぱりセンスがいい。はじめに、の冒頭は「鱗の本をお届けします。」 国内の、真面目な生物の本で、こういうお洒落で楽しい本があるのは嬉しい。中身は鱗を切り口にした生物図鑑で、魚類が多いが、爬虫類、鳥類も少しずつ載っている。鱗の構造や成長などの話も興味深い。鳥類の羽根も、哺乳類の毛も、鱗が進化してできたものとは知らなかった。文章多めの構成で、写真が小さめなのは残念だが、どれも美しい。見応え、読み応え十分な一冊。2021/02/23

たまきら

29
長年クサガメを飼っていて、彼女の甲羅のうろこがぺりぺり小さく年輪部分にそって剥けるのを見てきました。ところがミシシッピーアカミミガメが加わってびっくりしたのが、この亀の甲羅がごそっと甲羅のブロックごとに丸ごと取れるということでした。最初だれかがプラスチックごみを捨てたのかと思ったぐらい。ですからカメの部分を面白く読みました。魚のうろこは一時コレクションしていたんですが、劣化しちゃって。生きているときがやっぱり一番きれいなのかもなあ…。2021/10/04

更紗蝦

21
鱗を持つ生物の多様性を生物学的に解説しているパートが大分部なので、ほぼ「鱗生物図鑑」と言っていい内容ですが、フウセンウナギのように全身無鱗の生物や、羽毛を持つ生物も扱っていますし、文化史的なアプローチのパートもあります。【Webで高度な専門知識やきれいな写真が入手できる時代ですから、その上をいく内容と装幀を目指すことにしました 】という後書きの言葉の通り、フリーライターがストックフォトを寄せ集めたありがちなビジュアル本ではなく、“その道の専門家ならではの美意識”が感じられる構成です。2022/09/22

クサバナリスト

7
様々な生き物の『鱗』を捉え、写真と共に解説した書籍。同じように見える『鱗』でも、その模様、構造は大きく異なる。2021/01/13

takao

1
ふむ2021/12/09

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