内容説明
アジア、アフリカ、中南米、巧藝舎のコレクション320点。
目次
中南米の民藝(アヤクーチョの素焼きの教会;モンティエル窯の陶器;メペテックの彩色陶器 ほか)
アフリカの民藝(フェズの陶器;アフリカのマスクと立像;アクアバ人形 ほか)
アジアの民藝(ラジャスタンの素焼き鍋;イランの陶器とタイル ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
26
新刊コーナーから。もううっとり。お店に行きたい、旅に行きたいとブツブツ言いながらじっくり眺めていたので家族はうんざりしたはず。たまたま最近アフリカの布を扱う店の経営者さんと知り合いになったので、アフリカの民藝がより身近に感じられる気がしました。ああ、旅に行きたい!2021/07/30
Toshi
19
横浜山手にある民藝のお店「巧藝舎」、このオーナーが1970年代から自分の足で集めた世界の民藝。必ずしもアートではない、もっと生活に根差した、祈りや、家族、子どもへの想い、そういったものが感じられる民藝の数々が、簡単だが、とても判りやすい解説とともに紹介されている。これらの民藝を生み出したかの地にも、おそらくグローバル化は押し寄せ、文化の均質化とともに、こうした民藝は土産物以外にはどんどん見られなくなっているのではないだろうか。2021/08/09
そのじつ
15
巧藝舎のコレクションを写真、丁寧なキャプションと共におさめた図録。アジア・アフリカ・中南米の民藝品を紹介している。イベント出展中の巧藝舎ブースで入手。年一で開催されているイベントで、去年巧藝舎を知り、そのコレクションの系統や関心の広さに憧れを持つように。なのでこうした本が出てとても嬉しい。民藝品は実用を目的とした工芸品で、生活に密着した品々を見ることが出来る。一般的な輸入民芸品は日本の生活品に置き換え可能なツールの選択がされているが、巧藝舎の品々はその品のもと在った場所や生活に思いを馳せ味わえるセレクトが2021/10/10
pettyori1
5
民藝。 「世界の美しい」で検索して図書館で借りた写真集。 どうやらこういうタイプが色んな出版社から出ているようで、こちらはグラフィック社から。 こちら世界の民藝品を扱う巧藝舎のコレクション320点の写真集だそうです。本も大きめで気合が入ってる印象。生活に溶け込むような素朴な色合いのものが多く、それぞれの解説も詳しく博物館の展示のように楽しめました。2021/10/28
takao
3
ふむ2022/10/25