内容説明
アナログ時代をシンボライズする愛すべきフィルムカメラを紹介しながら、写真史への旅にいざなう一冊。その旅は、これから銀塩写真の世界に入門する読者だけでなく、新たな技法を探しているプロフェッショナルにも意義あるものに違いない。100点を超えるエルワンド氏のカメラコレクションに添えられているのは、そのカメラで撮影された美しい写真作品だ。本書は、ヴィンテージカメラの購入、レストア、使用法のガイドであるとともに、エルワンド氏の美意識に導かれながら視覚で体験する、写真史とクラシックカメラの探求なのである。
目次
FRAME1 35mm
FRAME2 中判ロール・フィルム
FRAME3 大判シートフィルム、印画紙、乾板
FRAME4 古いカメラの新しい使い方
著者等紹介
エルワンド,デビッド[エルワンド,デビッド] [Ellwand,David]
30年以上のキャリアを持つプロフェッショナル・フォトグラファー。子供向け書籍の著者、イラストレーターとしても20冊を超える著作がある。中古カメラの熱心なコレクターであり、昔ながらの暗室作業と最新のデジタルテクノロジーを併用して写真作品を制作している
飯田鉄[イイダテツ]
東京都足立区北千住生まれ。建築物、都市環境の記録、ルポルタージュの撮影を続ける。同時にカメラ機材関係の著作活動を行う。1987年度日本写真協会新人賞受賞
和田侑子[ワダユウコ]
早稲田大学社会科学部卒。書籍編集者を経て翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。