内容説明
アジアン・リゾートの祖、スリランカの伝説的な建築家ジェフリー・バワ―バワ以降のスリランカ建築界を牽引する次世代建築家たちのトロピカル・モダニズム作品集。安藤忠雄、坂茂による海辺の絶景を望む個人住宅、“アマン”の多くを手懸けたケリー・ヒルのプライベートな別荘も収録。
目次
田舎の家(グアバ・ハウス|ランジャン・アルウィアー(RAデザイン)
カルンデワの別荘|サナス・リヤナイ(SLAアーキテクツ) ほか)
海辺の家(カジュ・ハウス|プラディープ・コディカラ;ヴィラ・ヴィスタ|坂茂(坂茂建築設計) ほか)
境界の家(タマリンド・ハウス|クムド・ムナシンヒ(PAN ARCH)
チャンナ・ダスワッタ自邸|チャンナ・ダスワッタ(MICDアーキテクツ) ほか)
都会の家(マララセカラ邸|C・アンジャレンドラン;レジャー・パヴィリオン|パリンダ・カナンガラ ほか)
著者等紹介
パウエル,ロバート[パウエル,ロバート] [Powell,Robert]
イギリスを拠点に活動する建築家、都市計画家、著述家。元シンガポール国立大学建築学准教授。ナイジェリア、インド、イギリスなどで都市マスタープランのプロジェクトに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アキ
32
表紙の写真は「グァバ・ハウス」スリランカの建築家ランジャン・アルウィアーが家族のために設計した週末の別荘。熱帯で赤道近くのスリランカは、ラグジュアリーリゾートの祖「ジェフリー・バワ」の生まれ故郷であり、多くの建築が残される。今やハワイやどこの国にもあるインフィニティ・プールの生みの親。この本には熱帯雨林と共生した田舎の家、安藤忠雄や坂茂などが設計したインド洋を望む別荘、都会の家など全26の住宅を示している。1998年に活動を停止したバウの影響を多かれ少なかれ受けた建築ばかり。いつかバウ建築に宿泊してみたい2019/02/06