内容説明
世界中を魅了する、美しい掛図８０点。２０世紀中頃まで世界各国の学校教材として使われてきたデロールの掛図。本書では、生物学、植物学、昆虫学、動物学、古生物学、解剖学、物理学、化学、鉱物学、地質学と、分野ごとにまとめたコレクションを、フランスをはじめ世界の第一線で活躍する科学者の最新レポートとともに紹介します。
目次
生物学
植物学
昆虫学
動物学
古生物学
解剖学
物理学＆化学
鉱物学＆地質学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
保山ひャン
3
1860年から1970年にかけて学校教育用掛図を普及させてきたデロール社の掛図を美しい博物図譜のようにまとめた本。生物学、植物学、昆虫学、動物学、古生物学、解剖学、物理学、化学、鉱物学、地質学にわけて、世界の科学者70人が解説文を寄せている。21世紀の新発見や現代社会との関わりも含めて、様々なコラムが楽しめた。タバコは17世紀に既に害を認められていたが現在B型肝炎やインフルエンザのワクチンがタバコから作られているとか、鳥は紫外線を見ることが出来るため人が見るよりも鮮やかな色をしてるかもとか。2018/04/17
こしあん
1
フランスのデロール社が製作した理科教材用の掛図を紹介する美しい本。絵をみるだけでも楽しい上に、一枚一枚の掛図に第一線の科学者による短いエッセイもついていて、読み物としても面白い。ただ、掛図の中の言葉は翻訳されていないので、図の正しい意味がわからないのはとても残念。掛図についている番号は何なのかもわからない。エッセイの訳文も、できればサイエンスのわかる人にチェックしてもらったほうが、なおよかった。せっかく稀少な価値のある本を作るのだから、全体的にもうひと手間かけてほしかった。2018/04/21
takao
0
ふむ2020/04/06
