内容説明
色をどこに置けばいいか?感覚に頼らない。ボリュームと位置が要。色彩生理学×視覚心理学に基づくノウハウ。配色とレイアウトの悩みにこの1冊!
目次
1 デザインに必要な色彩基礎(色とは何か;色相の本質とその力 ほか)
2 レイアウトの基本(四角形の原理;ポイントの役割 ほか)
3 配色の手順とポイント(配色の目的を確認する;テーマを明確にする ほか)
4 配色レイアウト技法(全体的なイメージなら基調色で;強く伝えたいメッセージがある ほか)
5 ジャンル別配色ヒント集(金融;建設 ほか)
著者等紹介
南雲治嘉[ナグモハルヨシ]
1944年東京生まれ。金沢美術工芸大学産業美術学科卒業。グラフィックデザイナー。専門学校でデザイン教育に携わる一方で、デザイナーとして活躍。デザイン理論と表現技術の長年に渡る研究とカラーイメージチャートによる新しい色彩システムを実用化した。1990年に株式会社ハルメージを設立し、戦略立案、企画制作を主に幅広いデザイン活動を展開している。販売促進やデザイン、現代美術、表現技法、色彩、発想概論に関する講演や企業向け研修の依頼も多い。現在(株)ハルメージ代表、デジタルハリウッド大学デジタルコミュニケーション学部教授。デジタルハリウッド大学院教授先端色彩研究室室長。中国メディア大学/上海音楽学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おかだ
49
最近お仕事でチラシやパンフレットの制作に関わらせて貰ってるんだけど、配色センス皆無なので手にしてみた。配色センス、とか言ってる地点でアウトらしいわ。己の感覚ではなく科学的な根拠や色の本質を理解して配色すべきであると。恥ずい。しかも関係してる業界に向いているとされるカラー、今までまるで使ってない。この数ヶ月で携わったやつ全部回収して焼き払いたくなった。配色の勉強にはなったけど、もうちょっと実用例が載ってたらさらに嬉しかったな。2019/02/20
進☆彡19@雰囲気重視
16
冒頭の「色は光、光は電磁波」でズキューンとやられ、「明度は過去(無・暗黒)、現在(ビッグバン)、未来(光の誕生)を表す」でまたやられ、「人の心を動かすのは色彩心理ではなく色彩整理」「色による分泌ホルモンの違い」で完全にヤバイです。いままで観念思っていた色を科学的に説明できるなんて、提案の幅が一気に広がった。ただ、後半色の組み合わせ紹介が幾何学模様の色合わせのみで、もうひとつ伝わってこなかったのはとても残念。実制作物の事例が欲しかった。2017/10/08
yume
0
少し物足りないかな?
ぽ
0
配置とか納得できたけど、最後の方の提案してくれてるやつの右側どうやって活かせばいいんだろってなっちゃった🥲2022/02/13
まさや
0
配色とレイアウトにはルールがあるということはわかった。 実用としてどう用いるかというと私には難しかった2019/09/24