内容説明
北国の自然、季節の移ろい、目を閉じると脳裏に浮かぶ記憶の風景―さまざまなイメージから生まれる「点と線模様製作所」の模様が、刺繍の図案になりました。模様全体を刺繍すれば一枚の布に、小さなモチーフをひとつだけ刺繍すればワンポイントのあしらいに。アイデアしだいで楽しみ方が広がる20の模様です。
目次
01 模様刺繍の図案集―北の模様帖から(Bush/しげみ;Swallows/ツバメ;Apples/林檎 ほか)
02 模様刺繍の遊び方(そのまま飾る;モチーフを取り出す;ブローチのつくり方 ほか)
03 刺繍の基本(図案の写し方;基本の道具と材料;基本のステッチ)
Appendix 巻末付録 配色アレンジ用図案
著者等紹介
岡理恵子[オカリエコ]
模様作家。1981年北海道生まれ。北海道東海大学大学院芸術工学研究科卒。2008年より「点と線模様製作所」として活動をスタート。北海道を拠点に身近な風景、動植物、季節の移ろい、音、記憶などを題材とした模様をつくり、「北の模様帖」という名前でオリジナルのテキスタイルを制作している。製品は展示会や取扱い店、「点と線模様製作所」ウェブサイトおよび直営店で販売されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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かりさ
56
ステッチするごとに平坦な世界がぷっくり立体的に彩られる…刺繍の世界は私にとって憧れであり、なかなかやすやすとは立ち入れない高みにあります。大好きなten to senの刺繍の本は自然が生み出したデザイン世界が可愛らしい。図案もわかりやすく、リネンに好きな彩りのステッチをして、ちょこっとそこまでバッグとか可愛いだろうなぁ。ひとつのパターンもあり、パネル柄もあり、総柄な模様にも出来るようになっていて可能性はさらに広がります。好きな刺繍糸を揃えて、お気に入りの小物やブラウスに好きな模様を刺してみようかな。2018/04/08
遠い日
5
点と線模様製作所の岡理恵子さんの図案集。細やかな手仕事の魅力がいっぱい。ステッチで魅せる立体感のある刺繍が、連続模様にも、ワンポイントにも応用できる。同じ図案を、色を変えて紹介しているのもいい。色の違いだけで、印象が異なるのがおもしろい。針を持ちたくなります。2019/03/17
Hanna
1
図案を考えていて、久しぶりに出してきた。う~ん♪良い♪自分のことは忘れて、見入ってしまった♪2025/02/09
穂口
1
バードガーデン、表紙の林檎、猫は作ってみたい。2020/03/27