内容説明
1970年代を中心とした、20世紀のかわいい模様の床189。
目次
色ちがい
アールヌーヴォー
組ちがい
ハニカム
ランタン柄
丸
格子柄
モザイクタイル
黒&紺
ロココ調
公道
駅
床の素材
床分布MAP
著者等紹介
今井晶子[イマイアキコ]
グラフィックデザイナー。愛知県出身。広告制作会社、デザイン事務所などを経て現在フリーランスでエディトリアル・デザインを中心にファッション誌から児童書まで幅広く活動中
奥川純一[オクガワジュンイチ]
フォトグラファー。ファッション誌を中心にフォトグラファーとして活動中
西村依莉[ニシムラエリ]
編集者・ライター。高知県出身。出版社勤務を経て2012年よりフリーランスに。ライフスタイル、ファッション、インテリア、カルチャー系の雑誌、ムック、書籍を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
79
よく、見ているようで、実はよく見ていない床の模様の魅惑的な世界へようこそ。全国津々浦々の可愛く、モダンでレトロ、お洒落な床から伝わるお店の歴史や店主のこだわりなども魅力的です。でも紹介されている床の詳細な情報が省かれているのは、「実際、自分のお気に入りの床を探してみてね」ということなのでしょうか?後、作者の履いている靴下&靴、ペディキュアもキュート。2017/11/17
かりさ
77
街中や駅中を歩く時、ついつい足元に目線がいきます。綺麗な幾何学模様だったり、可愛い花柄だったり、床の模様はパッチワークのデザインになるかしら?と気がつくと頭の中ぐるぐるしてます。レトロな喫茶店(カフェでなくね)の床もハッと見つめてしまうくらい可愛い模様ばかり。今度はどんな作品にしようかな、と足元の模様はいつも私の中では共にあるような気がします。本書『足の下のステキな床』は、とっても可愛いモチーフの床がたくさんでわくわく。そして昭和の懐かしい思い出が甘く広がりました。デザインの豊かさにきゅんとします。2017/08/22
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
69
表紙とタイトルに惹かれて手にとった1冊。20世紀のかわいい模様、味のある質感から厳選した189のステキな床の写真集。アール・ヌーヴォー、ハニカム、ランタン、ロココ調、格子、丸、モザイクなどの床。デパート、商業ビル、ホテル、ワインバー、喫茶店、パン屋、文房具店などにある床。どこかで見たようななつかしい気持ちになる。これからは足元に目線がいきそう。2020/01/08
あじ
42
コツコツ、にぎにぎ、キュッキュッ、おしゃべりな床が私を見上げて呼び止める。「まぁ皆さん、いい歳の取り方をされている。素敵な花道をありがとう」“昭和の靴音”ってこんな感じかな、歩歩ほっ。◆豊橋の「ボン千賀」札幌「レトロスペース坂」が紹介されていて嬉し。取材先でのお買い物報告やお食事風景が見えるちょこっと情報に、誠実な姿勢が窺えた。◆読みたい本に登録している【キャバレー、ダンスホール20世紀の夜】著者が本書の三人組(共著)だと今初めて気づく。【購入本】2019/02/09
くさてる
31
おお、床だ。これは間違いなく床だ。デパートで、肉屋で、喫茶店で、わたしが踏んできたさまざまな床には、模様があって色があってデザインがあった。確実に目に入っているはずなのに見過ごしてきたその魅力が伝わる一冊です。なによりも紹介されている床がとにかくキュートだったりポップだったりで楽しいです。2017/11/22