内容説明
一度食べたら忘れられない料理がわんさか大集合。B級グルメをめぐる旅!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
59
2017年刊。世界中の屋台メシの写真と短いキャプション。380ページで分厚い。日本は立ち食いソバやたこ焼きなど。色彩と素材の果てしないバリエーションを実感できる。容器で言えばガラス、陶磁器、金属、葉っぱ、紙などの肌合いが、地域の美味しさや価値観と結びついている。料理とか屋台の色もデザインも同じ。アルメニアの道端で自家製ワインを売る一家の写真。容器がコーラのペットボトルなのが奇妙だけど、慣れれば気にならないだろう。時間の流れとともに、伝統もその他の尺度も、相対的に選ばれていくもの。変化を楽しんでいきたい。2021/01/06
seacalf
58
こいつは大当たり。臨場感が半端ない。度肝を抜かれる写真の数々にテンションが上がる。ウクライナでビキニのお姉さんがスイカを売っているその隣のページではアメリカの警官が有名なNathan's Famousのホットドッグにかぶりついている。屋台だけじゃなくてピクニックの写真等もあり、なかなかのセンス。思わず手を伸ばしたくなる食べ物がたっぷり掲載されていて、今すぐ国外に飛び出して食べに行きたい衝動に突き動かされる。日本の屋台も多数紹介されているのがまた面白い。食いしん坊を激しく刺激する魅惑の一冊、どうぞご覧あれ。2019/03/05
榊原 香織
56
この人はお腹の調子、大丈夫だったんだろうか 私は台湾でしか屋台は食べない アルバニアの写真が多いのは、やっぱり食の国なのかな?2022/01/12
あじ
55
各国に存在する食文化の殿堂【屋台メシ】。人々の生活に密着し、胃袋を全力で支える“屋台骨”だ。雑踏と熱気に揉まれながら、異国の香辛料を嗅ぐ屋台巡り─臨場感ある写真集です。特に私は袋詰めメニューに目がなく、レモネード、ライム風味のフォー、あさりのマリネから目が離せませんでした。屋台の味を自宅で再現できる120のレシピつきです。★シェフから写真家に転身したジャンさん10年の集大成。2017/09/01
山田太郎
48
レシピはあるけど、どんな料理か書いて無く、ある意味清々しい。しかし、こんだけ厚いと途中でなにがなんだかわかんなくなってくるけど、見てるだけでなんか楽しくはある。貧乏旅行で安い屋台でごはん食べてみたくはあるが、歳取って胃腸も弱くなってるので、無理だな、やっぱり。2018/01/21