内容説明
オーガニックフード、ハンドクラフト、街歩き、自然…素朴で新しいリトアニアの今がわかる本。
目次
第1章 森と暮らす(森の楽しみ;ピリティス ほか)
第2章 ヴィリニュスからはじまる旅(ヴィリニュス旧市街;旧市街地図 ほか)
第3章 ハンドクラフトの国(リトアニアの伝統工芸品;リネン ほか)
第4章 おいしいリトアニア(リトアニアの食材;リトアニアの朝食 ほか)
著者等紹介
口尾麻美[クチオアサミ]
料理研究家/フォトエッセイスト。アパレル会社勤務後、イタリア料理店を経て現在に至る。2013年より駐日リトアニア共和国大使館のレセプション時などのリトアニア料理の普及に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
野のこ
32
リトアニアは恥ずかしいながら全然知らなかったけど読んでみて一転、大好きになりました。私のかすかに残る乙女心がくすぐりました。ハーブであふれる夏至祭、リネンや伝統工芸の小さなお店、街のあちこちには木彫りの人形たち、湖に浮かぶお城、美味しいチョコレート。あぁうっとり。「朝 森に入ってコーヒーを飲む暮らし」女性が銀のトレーを手にのせて木々の間を歩く写真はそのまま物語が始まりそうでした。いつか私もこの森に入りたいです。2017/08/23
秋良
16
バルト三国で括られがちだけど、お隣のラトビアとは少し違うなといった印象。素朴でボルシチ飲むとこは一緒。それより遥かに離れたトルコとコーヒーの飲み方が同じことに驚く。トルコ人傭兵が連れてこられた影響で、今もその子孫が暮らしている街もある。これが島国の日本と大陸の違いなんだろうか。2023/01/09
すくすく
13
北欧ともドイツ、ロシアとも少しだけ違う気がする。東欧というのも少し違うような…。コーヒーの飲み方や、羊肉を詰めて作るキビナイというミートパイから遊牧民の香りが少しだけする。ああ、ここだってユーラシア大陸のひとつなのだ。2023/10/16
Nobuko Hashimoto
12
リトアニアの自然、食べもの、ハンドクラフトなど綺麗なものばかり集めた本。お店の紹介もあるが、ガイドブック的には作られていない。素朴系路線。ベリー系の飲み物がおいしそう。今度行ったら探してみよう。2018/05/16
ganesha
5
料理研究家、フォトエッセイストによる敬虔なカトリック国リトアニアの自然やハンドクラフト、料理などについて。ナポレオンが手のひらにのせて持ち帰りたいと言った聖アンナ教会や燻製の魚、ハーブバターを乗せたそばの実のお粥などにわくわくしながら読了。クゲリス(ポテトグラタン)が気になるけど、ベーコンの量も気になる。2023/08/23