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内容説明
私たちの生活風景にすっかり溶け込んでいるブランドやロゴ。有名なものとなれば、もう社会の一部としていつもそこに存在しているかのようです。この本では世界の有名ブランドのロゴ100点の歴史を明らかにしながら、あって当然のように思っているロゴがどのように少しずつ変化、または大きく変貌していったのかを紹介していきます。
目次
3M(スリーエム)
7‐Eleven(セブン‐イレブン)
7UP(セブンアップ)
adidas(アディダス)
AEG(アーエーゲー)
Air France(エールフランス航空)
Akzo Nobel(アクゾノーベル)
Alfa Romeo(アルファ・ロメオ)
Allianz(アリアンツ)
American Airlines(アメリカン航空)〔ほか〕
著者等紹介
フルーフト,ロン・ファン・デル[フルーフト,ロンファンデル] [Vlugt,Ron van der]
1963年生まれ。オランダを拠点にコーポレートデザイン、パッケージデザインを手がけるソーグッド社の共同創業者兼クリエイティブディレクター。25年にわたり、サムソナイト、シェル、ウィンストン、ナイキ、ハイネケン、トムトム、日産といった国内外の企業のデザインプロジェクトを手がけている。現在は、アクゾノーベルやドクター・エトカーなどのブランディング、パッケージデザインを担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
64
ロゴの変遷を見るだけでも面白い。コンセプトを継承しながら洗練されていくもの。なんだか迷走しているなぁと思わせるもの。( ¨̮ )。などなど。 短いながら解説も。GAPはロゴを刷新しようとしたのだけど、カスタマーからの抗議で数日で取り下げたとか。デザイナーさんしょんぼりだろうな。 アップルコンピュータの齧り跡は、biteとbyteを掛けたとか、聖書にまつわるとか、チューリングが食べた毒リンゴに由来するとか、全部ガセビアなのか。とかね。2020/06/28
マエダ
19
デザイナーの力量が如実にでる。時代に沿ってロゴが変わっていくのも歴史を感じて面白い。微小な変化などもあるが効果が本当にあるのかは疑問である。2015/11/10
みーまりぽん
13
正直言うと、読了冊数頁数を底上げしようと(笑)借りたのですが、読み応えありました。世界の有名100社のロゴの変遷を追う本ですが、ロゴを変更するとき=企業イメージ刷新を狙うとき、または、統合合併といった大変動のとき、というわけでロゴの変化の時系列解説が社史の概要ともなり、各企業の歩みが辿れます。TOYOTAとMAZDAがあってHONDAは無しか!とか、SPARってオランダ!NIVEAってドイツなのか!とか思ったり、一番の驚きはCHUPA CHAPS、スペイン企業で1969年のロゴがダリの作品というとこかな。2020/08/03
ダンデライオン
3
有名なロゴの過去未来の変遷が見られて面白かった。日本とは違うテイストのロゴは興味深かった。2016/04/06
の
3
世界の有名ブランドのロゴの歴史を集めた本。ナイキ、コカコーラ、マクドナルド、アップルといったロゴは生活の中に溶け込んでおり、大幅にデザインを変えようとするものなら消費者によって反対される。そこまで公共のものとなっているロゴ(元ネタは地元のパトロンや神話が多い)も時代によって変遷している。大量印刷技術が発達すれば筆記体が、カラー映像技術が発達すればレインボーがロゴに組みこまれ、近年ではグローバル化によるのか文字を廃したシンプルなデザインが目立つ。名前だけ知ってる企業もあって面白い。2014/08/17