目次
第1章 素敵な糸たち(シングルブリードの糸;ウルグアイのコーポラティブの糸;リネンの編み糸 ほか)
第2章 編みたい糸と上手につき合うために(「糸の太さ」はむずかしい;糸の太さのものさし「WPI」;別の糸で編む楽しみ ほか)
第3章 編んでみましょう(イギリスゴム編みの帽子;レースのカフつき手袋;ラップジャケット ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とろ
13
糸の素材によって異なる特徴、各国で違う毛糸の太さの表記(チャートまで!)、各国で違う針の太さの表記(チャートある!)、ゲージの必要性と出し方、英文パターンの読み方、おすすめのブロッキング仕上げの仕方、着なくなったニットを解いて編み直しをする方法。さらに複数の編み図と盛りだくさん。それなりに作品数は編んでは来たけど、独学だったので新しい情報だらけ。図書館本で返すには惜しく、さっそくAmazonで注文してしまいました!なんとなく編んでたけど、もう一歩踏み出したいって人によいかも。2017/01/26
ジュースの素
6
ムーリットと言う糸店の本。イギリスなどの羊のはなしから始まる写真のフルに詰まった本は素晴らしい。 日本では大体が無理な羊の飼われる風景は編み心を誘う。世界のあちこちで作られる様々な毛糸の事もよく分かる。編む方も幾つか載っていて興味深い。 あまり例の無い毛糸の本は希少だ。2020/06/13
ふらこ
5
海外の糸にこんなストーリーがあるだなんて!日本では、オートマチックな工場が主流でしょうから、手染めとかないよね。手染めでやってる人は、まるで芸術家のように。自分の個性やら感性で、色や名前を決めてるんですねぇ。手染め工場勤務の人も、それぞれの人の手でやっていることなので。あの染めの揺らぎが出て、あのステキな糸になるんですね。他にも羊の品種の話とか、ブロッキングの話とか、海外規格の糸の太さの話とか。興味深い話がいっぱいですよ。良い本だなぁヽ(・∀・)ノ編み図もありますクロワッサンショール編んでみたい。2017/02/03
みこと
4
一玉100円前後の糸でしか編んでない私には見てるだけでシヤワセになる一冊でした。サイズの合わせ方や英文パターンについてもとても参考になったし、いつかこんなふうに糸を選んで編んでみたいと思わせてくれました(^^)写真がいっぱいなのがまたいい!こういうの読むと編みたくてうずうずしてくる。2015/12/31
kaori_nite
2
まさしく、こんな糸、編んでみたい〜✨と思ってしまう内容でした。毛糸の世界も奥が深い!毛糸を味わって編むことは、きっと、とても楽しいことなんだと思いました。2015/12/10