内容説明
素材開発や巧みな空間構成によって日本の集合住宅は常に進化を続けている。そして今という時代に求められる生活スタイルも変化をしてきている。それは都心の利便性を享受し、都市生活のクオリティーを高める。それと同時にくつろげる環境でゆとりのある生活を求めるスタイル。立地条件にこだわりを持ったデベロッパーと建築家による成熟したデザインが機能的にも美的にも洗練された住まいを生み出す。本書ではこのような素晴らしい開発の例をこの1~2年の間に発表されたものの中から低層住宅を中心に42物件選び出し、分かりやすく簡潔にまとめた。これらの厳選されたプロジェクトの図版資料集は、新たなライフスタイルの観点を知る一助となる筈である。
目次
低層集合住宅はいま…。(相田武文)
表参道ヒルズゼルコバテラス
ザ・スケープ
テラス恵比寿の丘
パークマンション白金台5(サンク)
プラウド赤坂氷川町
クラティオ御影山手一丁目
パークマンション白金台4(カトル)
ヴェルス西麻布
アデニウム洗足池南〔ほか〕
著者等紹介
清水文夫[シミズフミオ]
1950年島根県生まれ。芝浦工大、A.Aスクール(英国)、ミラノ工科大学(伊国)にて建築を学ぶ。相田武文設計研究所、マッテオ・トゥン・アーキテクツを経て、1988年(株)清水文夫アーキテクツを設立。建築、プロダクトデザイン、インテリアデザインの分野で日本、イタリア、ベトナムにて活動している。編著書に「イタリア・デザイン」、「ブリティッシュ・アーキテクチャー&インテリア」、「ブリティッシュ・ドローイング」など多数。1989年より「FP」「Kukan」「Japan Avenue」「First Class」「casa nuova」の編集長を歴任。1999年よりUNESCO.UNIDO.JICA.JETROによるベトナム・タイ・ラオスにおける伝統工芸振興のプロジェクト、及びハノイ市の都市計画に参画。現在もタイ・ベトナムにおいて活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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