ヨーロッパの町と村―そのデザイン、アメニティ、プランニング

ヨーロッパの町と村―そのデザイン、アメニティ、プランニング

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  • サイズ A4判/ページ数 286p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784766116977
  • NDC分類 523.3
  • Cコード C3070

内容説明

本書に掲載した多数の写真は、ヨーロッパの小さな町や村の伝統的な佇まいを伝えるもので、日本の町や村をヨーロッパと同様に、美しく繁栄させ、甦らせていくための手がかりとして役立てていただくことがねらいである。日本の町や村の多くは、まちづくりに多大な努力が払われているにも拘わらず、日本のシステムのもとでは、その努力が報われていない例が多く見られる。本書の副題を、“そのデザイン、アメニティ、プランニング”とし、解説やコラムにおいても、あえて日本の問題点に言及するなど、本書が日本のまちづくりに機能して欲しいという願いを込めた構成とした。

目次

第1部 イタリア/スペイン/ポルトガル(イタリア;スペイン;ポルトガル)
第2部 フランス/イギリス/アイルランド(フランス;イギリス;アイルランド)
第3部 ドイツ/スイス/ベネルクス(ドイツ;スイス;ルクセンブルク;オランダ;ベルギー)
第4部 北欧/東欧1(ノルウェー;スウェーデン ほか)
第5章 東欧2/ギリシャ(モンテネグロ;ボスニア・ヘルツェゴヴィナ;クロアチア;ギリシャ)

著者等紹介

井上裕[イノウエユタカ]
東京大学工学部建築学科卒。一級建築士。工学博士。英国エディンバラ大学都市地域学科留学。(財)国際開発センター研究員として、バグダードの都市計画のほか、アジア・アフリカ・ラテンアメリカ三十数カ国の経済政策・都市政策などの海外調査に従事。英国エディンバラ大学客員研究員、新潟産業大学経済学部教授などを経て現在は、明海大学不動産学部教授

井上浩子[イノウエヒロコ]
上智大学外国語学部英語学科卒。米国ミズーリ州立大学に留学。東京写真専門学校修了。東京銀行、キヤノン販売、英国エディンバラ大学パトリックゲデス研究センター・リサーチワーカー、NTTアドバンストテクノロジーなどの勤務を経て現在はフリーのライター・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sakana

3
ヨーロッパの「逆都市化現象」に興味があり、手に取った。美しい写真集としても十分需要があるだろうが、ふと写真の側に記されている文字を辿ると、また違った新しい気付きが得られる。本書は日本に蔓延る実用主義的なモダニズム建築を批判する立場から語られており、伝統を守るためのプランニングの重要さを指摘する。さらに、それが村や町の過疎化を克服してきたと云う事実をも明らかにしている。日本の村や町を考える上でも、示唆的な一冊になっているんじゃないでしょうか。2015/03/04

北極猿

0
ヨーロッパの町並みが好きで購入。色んな国の町並みが載っていて、チョットした旅行を味わえる。書籍版「世界の車窓から」ですね。

寿

0
行きたい2009/02/24

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