内容説明
本書には、多くの水彩画家がバラエティーに富んだ花の表現をしています。さまざまに描かれた花の絵の美しさは、花そのものだけの美しさだけではありません。花を見つめる画家の心と、しっかりした素描力、水彩絵具の魅力。そして紙、つまり水彩画そのものの魅力にほかなりません。
目次
卓上の花たち(平川進一;柴崎寛子;大野真由美 ほか)
花たちの彩り(中野靖子;秋元由美子;土屋文明 ほか)
風景の中の花たち(白川弘毅;佐原和行;渡辺武雄 ほか)
著者等紹介
木川秀雄[キカワヒデオ]
1923年東京都生まれ。’48年東京文理科大学(現筑波大)卒業。’49年日本水彩画会展に初出品入選(以後毎年出品)。’60年同会会員の推挙を受ける。’74年第1回個展、この年以降イタリアに取材旅行6回。’85年イタリアのファエンツァ市で個展。’94年文教大学名誉教授、’98年社団法人日本水彩画会理事長に就任、現在に至る
森相実[モリアイミノル]
1933年東京都生まれ。’53年水彩連盟創立者春日部たすく門下生に。’56年第15回記念水彩連盟展に受賞。会友、準会員を経、’60年同会会員となり、運営委員を経、’74年事務局長に就任。’81年第40回水彩連盟展で会員賞受賞。以後、文部大臣奨励賞、記念展賞等を受賞。現在、水彩連盟理事、事務局長、東武カルチャー講師、サンシャイン文化センター講師
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