内容説明
『暮しの手帖』連載、家庭料理の新決定版。得意料理は五品で充分。三度作ってわが家の味に。十年連続ミシュラン三つ星、「かんだ」主人初のレシピ集。
目次
定番のおそうざい(肉じゃが;豚の角煮 ほか)
春のおそうざい(鯛の酒蒸し;豚肉とせりのかぶら煮 ほか)
夏のおそうざい(鰹の焼き造り;豚のしょうが焼き ほか)
秋のおそうざい(松茸とエビとホタテの片口蒸し;牛肉ときのこのすき焼き ほか)
冬のおそうざい(金目鯛の煮つけ;カキのとろとろ鍋 ほか)
甘味(文旦ゼリー;マスカットゼリー)
著者等紹介
神田裕行[カンダヒロユキ]
1963年徳島生まれ。大阪で日本料理の修業後、1986年に渡仏、日本料理店の料理長に。1991年に帰国、徳島の「青柳」で13年間勤務ののち、2004年、東京・元麻布に「かんだ」を開店。2017年5月現在、ミシュランガイド東京において10年連続で三つ星を獲得している。農林水産省料理マスターズ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ten ten
7
食べたいのは、何度食べても飽きない味。ほっとする味。一生作り続けるものだからこそ、定番料理を丁寧に。レシピ本はいつでもどこでも手に入りますが、この本はいつでも手元に置いておきたい。料理のちょっとしたコツが目から鱗でした。2020/02/17
羽
7
☆☆☆☆☆ だしの取り方と季節のお料理の作り方が載っている、自分がまさに求めていた料理本でした。ミシュラン三つ星を10年連続で獲得している日本料理店の主人が、家庭で作りやすいようにアレンジしたレシピを公開してくれているので、どれも本当に美味しそう。見ているだけでふくふくと幸せな気持ちになります♡これからはナントカの素でなく、かつおや昆布、干しエビなどから取っただしで料理したいです。同じ料理を三度作って自分のものにせよ、とのことなので、おもてなしする前に再三練習したいです。2017/10/07
おーね
5
定番ものが美味しそうです。2017/09/11
よっし~
2
松浦弥太郎氏が編集長だった頃の『暮らしの手帖』を、私は毎号隅から隅まで読んでいた。それくらいコンテンツが輝いて見えた(いまの『暮らしの手帖』もよいと思います。汗)。その黄金期(と勝手に私が呼ぶ)の連載が本作である。和食のスタンダードを、手をかけすぎずおいしくいただく秘訣がここにある。 私のおススメは「ご飯」。いつも鍋で米を炊いていて、それで満足ではあったが、この通りの火加減と時間配分にしたところ、同じお米と思えないほどおいしく炊きあがった。 料理の魔法をさりげなく閉じ込めた一冊。2019/08/07
NS
1
出汁の引き方や合わせ調味料の基礎をはじめ、四季に応じた料理のレシピが記載されていて、その中でも味を引き出すためのコツが丁寧に書いてあって学ぶことが多かった。2023/10/01