目次
明治20年のクリスマス・イブ
監査役の父・ロェスレルと翻訳工房のひとびと
ロェスレル発案の「監査役会」
日本の監査役は、ドイツのコピーではない
商社法の編纂―監査役の名は「検査役」
井上外交の「エジプト方式」
山田法典伯と「監査役」の誕生
明治人の世界的視野
明治二三年商法と監査役
明治憲法の作動と商法施行延期
日本人による日本の商法
監査役制度の施行―ロェスレル商法2.0
監査役の運命
著者等紹介
高田晴仁[タカダハルヒト]
慶應義塾大学大学院法務研究科(法科大学院)教授。昭和40年 富山市生まれ。平成7年 慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。慶應義塾大学法学部専任講師、助教授(准教授)、教授を経て平成23年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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