内容説明
新成年後見制度は、「超高齢化社会」に対応するための制度であり、従来の禁治産、準禁治産制度とは異なり、判断能力の不十分な高齢者が取引の主体となって自己決定できるよう支援することを目的としている。したがって、これまでのように保佐人や後見人に焦点をあてた取引等とも異なる。本書は、このような新成年後見制度の特質を踏まえ、金融機関が留意すべき実務上のポイントについて、Q&A形式により平易に解説したものである。
目次
序章 新成年後見制度と金融機関の対応
第1章 新成年後見制度の概要
第2章 新成年後見制度と銀行制引
第3章 新成年後見制度と預金取引の留意点
第4章 新成年後見制度と融資取引の留意点
第5章 新成年後見制度とその他取引の留意点
著者等紹介
額田洋一[ヌカダヨウイチ]
昭和31年岡山県出身。中央大学法学部卒業。昭和55年司法試験合格。昭和58年責護士登録。現在、最高裁判家庭規則制定諮問委員会幹事、日弁連司法制度調査会特別委嘱委員等を務める
猪股秀章[イノマタヒデアキ]
昭和25年栃木県出身。昭和49年法政大学法学部卒業。昭和53年司法書士試験合格。現在、司法書士、日本司法書士会連合会理事
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感想・レビュー
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