目次
水の特徴と特異性
冷えたコップにつく水滴
水の姿の変化
空に浮かぶ水滴
雪の姿の変化
氷の姿の変化
水に浮くもの沈むもの
表面張力
水に溶ける
暮らしと水
地球上の水の姿
飲む水
動物と水
植物と水
著者等紹介
稲場秀明[イナバヒデアキ]
1942年富山県生まれ。1965年横浜国立大学工学部応用化学科卒業。1967年東京大学工学系大学院工業化学専門課程修士修了。同年ブリヂストンタイヤ(株)入社。1970年~名古屋大学工学部原子核工学科助手、助教授を経る。1986年川崎製鉄(株)ハイテク研究所および技術研究所主任研究員。1997年千葉大学教育学部教授。2007年千葉大学教育学部定年退職。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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zoe
16
2017年。科学で目で見る日常の疑問とあるように、ある現状について一つ一つなぜなぜしながら掘り下げて解説していく。なぜ、どうしてを段階を踏みながら説明していくということの大切さが身に沁みます。トピックによっては小学生に十分理解できるので、丁寧に言葉と意味ををつなげる題材としてよいのでは。大人だと8,9割は知っていてつい飛ばしてしまう内容ばかりだけれど、なぜ?どうして?と聞かれて1,2割は回答につまってしまう箇所があり、それがきっちり書かれています。真面目に読むと時間がかかります。水以外の本もあります。2023/06/03
竜王五代の人
2
氷に指がくっつくのはなぜか、とか、雹が降るのは冬ではなく夏場なのはなぜか、など水と、氷・雨など多彩なトピックが並ぶ雑学的な本。難しいとは思わないがちょっと読みづらい。2022/03/28
y
0
最初の方は、水の性質について科学的に解説していて、理科の勉強から相当な年数遠ざかっている私は挫折しそうでした。 頑張って?読み進めると、雲や雪や氷の話から、日常生活での水の話、動物や植物との関わりなど、かなり広範囲かつ分かりやすく興味深い話が展開されて、あっと言う間に読了しました。 著者はかなり博学というか好奇心旺盛で、好感が持てました。 学生時代に出会っていたら、理系に進んだかも。2017/11/07