内容説明
本書にとりあげた項目は、生活に関係が深い発ガン性化学物質のほんの一部ではあるが死亡率第一位(日本)のガンから身を守るには、まず発ガン物質の種類、性質を知ることが賢い生活の知恵となる。必読の書。
目次
発ガンの歴史
ガンと微生物による疾患
食品の熱分解によって生ずる発ガン物質
化石燃料の燃焼による発ガン物質の生成
発ガン物質
ダイオキシン、PCBの発ガン性
胃の中での発ガン物質の生成
放射線と発ガン
タバコの煙に含まれる発ガン物質ニトロソアミン類
環境汚染物質中の発ガン物質
大気および水道水中の発ガン物質
野菜・果物による発ガン物質の抑制
有機塩素系農薬中の発ガン物質
除草剤中の発ガン物質
ガンの初期状態
発ガン物質の摂取許容量
著者等紹介
酒井弥[サカイミツル]
昭和11年福井県に生まれる。昭和36年大阪大学理学部大学院修士課程修了。昭和38年大阪大学産業科学研究所勤務。理学博士。昭和41年文部省在外研究員としてカリフォルニア大学留学。昭和45年アルバータ大学主任研究員。昭和49年アルバータ大学石油化学研究所講師。昭和51年花筐酒造株式会社代表取締役。昭和52年酒井理化学研究所主宰。専門は理論有機化学、合成化学、高分子など
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