目次
干支の羊
羊の語源
未年に起きたこと
未年生まれの有名人
羊と鬼門
気にかかる未申
羊の日本デビュー
羊太夫の伝説
羊と号した人々
羊水検査の悩ましさ〔ほか〕
著者等紹介
福井栄一[フクイエイイチ]
上方文化評論家。大阪府吹田市出身。京都大学法学部卒。京都大学大学院法学研究科修了。法学修士。京都ノートルダム女子大学人間文化学部非常勤講師・関西大学社会学部非常勤講師。ヒトと動物の関係学会・日本ことわざ文化学会・朝日21関西スクエア・大阪京大クラブ会員。上方の芸能や歴史文化に関する講演、評論、テレビ・ラジオ出演など精力的に行い、独特の「福井節」で人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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itokake
13
古今東西の羊のお話、100話。寝る時に少しずつ読んだ。一番の収穫は、桃太郎でお供をする動物たちの選定理由。鬼門は北東の方角で、干支で言うと丑寅。この反対の方角が裏鬼門(南西)で、羊と猿。日本には羊がいなかったので除外され、申、酉、犬と時計回りに駆り出された。鬼退治をするのに裏鬼門とは。なるほど…。クルィロフ寓話にある羊飼いの話も興味深い。これは民話になって日本にも伝わっているらしい。博識な著者の選定がおもしろく、干支シリーズなので他もゆっくり読んでいこう。2023/06/01
にしき
0
いつぞやのダチョウ先生のごとく、ヒツジの先生の著作かしらと思ったけれども、生物学的な話ではなく、語源や逸話の話で、どちらかといえば国語の先生の本でした。終わりまで読んで「干支シリーズだと!?」と初めて知りました。単独で置いてあったものだから……。2015/06/01
マナティ51
0
羊ってこんなに可愛いものだったのね。2015/03/09
ひつじ
0
羊にまつわるさまざまな事柄を見開き1ページにつき1つ、全部で100項目紹介した雑学本 読むしかないやろ 物の名前はざっと挙げるだけでも羊栖菜(ひじき)、羊羹、羊歯(シダ)、羊躑躅(ツツジ、現在は羊の字が略されている)、羊蹄(ようてい、タデ科の多年草)、羊魚(ヒメジ、海水魚)、羊棗(ようそう、ナツメの一種)、羊皮紙、羊雲などなど ほかに地名、中国の故事やケルト神話、羊が出てくる歌舞伎の演目(「富岡恋山開」)、バグパイプの仕組み(空気を溜める部分は羊の皮)など多岐にわたる あとはジンギスカンな…2021/02/13
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